社会人の語る、大企業のイヤなところ3選

今、あなたは

「大企業に行くべきか、ベンチャーに行くべきか…」

と悩んでませんか?そこで、一部上場の化学メーカーで働いていた経験のある私が、大企業のイヤなところを3つお伝えします。

  1. 社外営業より、社内営業が大変
  2. 何をするにも、上司の許可が必要
  3. 社内会議が多すぎ

1 社外営業より、社内営業が大変

私が大学生の時は、、

「営業って、外回りバリバリして、契約取ってくるんだろうなぁ…」
「社内では営業がヒーローになるんだろうなぁ…」

と思ってました。しかし、現実は全く違いました。苦笑 化学メーカーに務めていたからというのもあるんでしょうが、私の会社では営業の立場がめちゃめちゃ弱かったんです。

もう、自分がかわいそうになってくるぐらい。苦笑

どういうことかというと、「社内の人間に好かれていなければ、誰も自分の仕事に協力してくれない」のです。

工場の製造のおっさんなんか、

「この製品の営業だれ?〇〇?あいつ嫌いだから、作んねえよ。」

と、平気で言ってきます。苦笑

「は?売ってきたんだから作れよw」

って思いますよね? でも、現実は違うんですよね。日頃工場に顔を出して、

「いつもありがとうございます!」

と、社内で顔を売っておかなければ、全く作ってくれません。

要するに、お客さんにも頭を下げなきゃいけないし、社内のおっさんにも頭を下げなきゃいけないんです。苦笑

現実は、私が学生の時に描いていた営業のイメージとは、全くかけ離れていましたね。

「何で製品売ってるのに、お願いしなきゃいけないんだよ…」とか、何度も思いましたが、やっぱり人間を相手にしている以上、「好かれなければ動いてくれない」ということを学びました。

2 何をするにも、上司の許可が必要

はい次。大企業病とも言えますが、何をするにも上司の許可が必要です。苦笑

  • 値下げ、値上げ
  • 面談のアポイントを取って良いか
  • 面談で話そうとしている内容

全てにおいて、上司の許可が必要です。上司の許可なく行動した場合は、まあそれはそれは怒られます。苦笑

私なんか勝手に行動するタイプなので、会社に所属していた時は、かなり怒られました。

「勝手にやるな!!」

と何度言われたか分かりません。で、重要なのが、勝手に行動して仮に契約を取ってきたとしても、怒られるんですよね。大企業は。

「契約を取れたことよりも、勝手に行動した罪の方が重い」みたいな。私が勤めていて一番イヤだったポイントはこれでしたね。苦笑

3 社内会議が多すぎ

大企業の会議の数は異常です。メーカーの営業の課長の仕事って、どんなイメージを持ってますか?

  • 営業の部下に指示すること?
  • 営業方針を決めること?
  • 部下をマネジメントすること?

・・・違います。「役員会議の資料作り」です。私が勤めていた化学メーカーの営業は、

  • 当月の売り上げ、行動などを報告する販売会議(月1回)
  • 研究と営業合同の会議(2ヶ月に1回)

の他にも、海外支社との会議、遠方の研究との会議、役員会議、役員会議のための会議と、毎週のように会議を行っていました。

しかも、その会議というのが、それぞれ半日がかりの会議のため、会議資料は膨大なエクセルの資料なのです。

その膨大なエクセル資料をまとめるのは全て課長の仕事であるため、課長はマジできつそうでした。土日もPCを家に持ち帰って、ひたすらエクセルしてたそうです。苦笑

私のようなヒラの営業ですら、

  • 当月の売り上げ、行動などを報告する販売会議(月1回)
  • 研究と営業合同の会議(2ヶ月に1回)

の他にも、週報や、稟議書、価格変更決裁書などの資料作りに追われ、外に出る時間が大幅に削られていました。

本当、大企業の会議の数はやばいです。苦笑 友達から聞く限りだと、メガバンなんかも会議の数は異常だそうです。

       

でくのぼう


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