「自己PRと長所の違いがイマイチ分からない…」というあなたに、
- 自己PRと長所の違い
- 短所の書き方
- 自己PR、長所の見つけ方
をお話ししましょう。
1.自己PRと長所って、何が違うの?
「自己PRと長所の違いがイマイチ分からない……」
と思うかもしれませんが、「基本は一緒」ですよ。
もしES欄に
- 自己PR
- 長所
と書くところが2つあったら、「ちがう長所を2つ書けば良いだけ」です。
「え?自己PRと長所って、そろえた方が良いんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、分けた方が良いです。
なんで?
「面接官が食いつくポイントは、複数用意しておいた方が良いから」
です。
もちろん、そろえるのが悪いわけじゃないんですが、「もったいない」んですよね。
だって、
「ESには書かなかった長所の方が、面接官のおじさんには刺さる」
という可能性があるんですよ。
あなたは自分で「聞き上手なところ」が一番の長所だと思っていても、面接官が評価するのは、あなたの「コツコツやりぬく力」かもしれません。
あなたは自分で「リーダーシップ」が一番の長所だと思っていても、面接官が評価するのは、あなたの「人から信頼を得る能力」かもしれません。
どの釣り針に食いつくかわからない以上、釣り針は複数たらしておいた方が良いですよね。
2.短所って、何を書けばいいの?
自己PRの「短所」の書き方で、よく、
「長所の反対を書けば良い」
というアドバイスがありますが、その通りです。
短所を書くときのコツは、
「長所を裏返しにする」
です。
長所と短所というのは、コインの裏表の関係なので、
- 真面目/面白みに欠ける
- 計画性がある/行動が遅い
- リーダーシップがある/慎重さに欠ける
など、いくらでも言い方を変えることができます。
あなたも分かるように「短所」と書かれていても、
- 約束の時間が守れない
- 人の言うことが聞けない
- 集中力が続かない
という、ガチの欠点は絶対書いてはいけません。苦笑
短所の欄で相手が知りたがっているのは、
「自分が把握している短所に、どんな対策をしているか?」
というところです。
手のつけようのない欠点を発表するところではありません。そんなことしたら、取れた内定も取れなくなってしまいます。苦笑
3.てか、そもそも自己PRも長所が思いつかないんだけど…
いざESを書くってなったときに、
「自己PRも長所も思いつかないんだけど…」
って悩みますよね。
私も悩みました。
これ、一番良い解決策は、
「人に聞く」
なんですよね。
人は鏡を使わなければ、自分の顔を見るのができないのと同じで、
「他人に聞かないと、自分の良さもわからない」
のです。
今、個人情報の流出でトラブっている、facebookですが、あれ実は
「自己理解のツール」
らしいですよ。
「人は皆、自己理解をしたい生き物なんだ」
というマーク・ザッカーバーグの考えを反映したものらしいです。
だから、
「あなたはこの日、〜していました!」
「あなたは〜さんと友達になって、〜年が経ちました!」
と、言ってくるわけですね。笑
「自分の長所は人に聞く」
という作戦は、営業のときもよく使っていました。
どう使っていたかというと、既存客のところに行って、
「何でこの商品を買ってるんですか?」
と聞きまくるんです。
すると、まあ〜〜〜〜おもしろいです。
それぞれのお客さんがまったくバラバラのことを言ってくるんです。
「昔から使ってるから、特に理由はないな」
「組成は全く同じなんだけど、なぜか〜〜の性能が良いから使ってるんだよね」
「カタログには書いてないけど、〜〜っていう使い方ができるんだよね」
という「自分では絶対に気づかない強み」がボンボン出てくるのです。
・・・この視点、就活でも大事だと思いません?
自分ひとりの頭で考えたら、
- 真面目
- 計画性がある
ぐらいしか思いつかなくても、周りの人に聞いてみたら、
- 真似するのが上手い
- 相手に合わせるのが上手い
- 言葉が優しい
- 周りの人が困っていることに、すぐに気がつく
など、「自分では絶対に気づかない強み」がボンボン出てくるはずです。
- 両親
- サークルの友達
- ゼミの友達
- 高校の部活の友達
- バイト先の上司
など、誰でも良いですが、
「就活で必要だから聞きたいんだけど、私/おれって良いところある?笑」
と聞いてみてください。
「思いもよらない長所」を発見できます。
でくのぼう
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