本田圭佑に学ぶ、就活の挫折との向き合い方

就活って「挫折」ばかりですよね。

リクナビのアカウントをチェックするたびに、

「残念ながら、今回の選考では・・・」
「貴方様のますますご活躍をお祈り・・・」

という文字が並んでいて、

「はあ・・・」

とまたため息をついて、みたいな感じじゃないですか?

私は、そんな感じでした。

最近思うのですが、あなたに今必要なのは、

「挫折との向き合い方」

ではないでしょうか?

ということで、今回は、現在日本トップレベルでメンタルが強いであろう、

「本田圭佑」

から挫折との向き合い方を、あなたと一緒に学んでいきたいと思います。

1.本田圭佑の挫折の歴史

本田圭佑は、

「レアルマドリードで10番を背負う」

という目標を掲げながら、

  • ガンバ大阪のジュニアユースからユースへ昇格できず
  • 名古屋グランパスから、オランダ1部VVVフェンロへ移籍するも、いきなりチームが2部へ降格
  • CSKAモスクワ時代、相手チーム選手のタックルにより、右膝の半月板損傷の大けが
  • ACミラン時代、リーグ戦81試合9ゴールのみ

という数々の挫折を味わっています。

本人も、

俺の人生は挫折の連続なんです。でもそこからはい上がろうとして、道の世界を知ることもある。

という言葉を残しています。

2.本田圭佑に学ぶ、「挫折との向き合い方」

2.1.挫折は悪いことではない

「自分は社会に必要とされてないのではないか?」
「このまま就活を続けても、意味がないのではないか?」

と、不安になることありますよね。挫折でどうにもならないときってありますよね。

そんなときに、私たちが本田圭佑から学ぶべき姿勢は、

「挫折は過程」

というマインドではないでしょうか?

本田圭佑は「挫折との向き合い方」をこんな言葉で表現しています。

挫折は過程、最後に成功すれば挫折は過程に変わる。だから成功するまで諦めないだけ。

 

何でもスムーズに上に行くことはないと思うし、一度や二度の挫折は誰にでもある。一番重要なのは、その挫折から立ち直れるか、立ち直れないかだと思う。

 

今は苦しいですけど、真剣に向き合うことで見えてくることがある。

 

下に落ちるっていうことが、進化してないということではないんですよ。下に落ちるのも、次に上がるための変化かもしれない。上がるために、落ちることが必要なこともある。

木崎伸也(2016)『直撃 本田圭佑』文藝春秋 Kindle版

また、本田圭佑が以前、子どもたちに向かって話した

「夢を叶えるための3ヶ条」

で、彼はこんなことを言っていました。

決して諦めない。これがもっとも重要なことです。僕もメッシもクリスティアーノ・ロナウドも、これまでに多くの失敗をしている。でも、みんなは

「うまくいっているところだけ」

を見ているのです。

就活の内定エピソードも、うまくいったところだけが脚色されて良く書かれていますよね。それまでに面接でどれだけ落ちてきたかなどは、すべて省かれていますよね。

だから、

「適当にやってたけど、受かった」

というようなエピソードはまったく聞く必要はないのです。本人が言わないだけで、本当はその裏には数々の挫折が隠れています。

だから、あなたが挫折を恥ずかしがる必要はありません。

一度深くしゃがまなければ、ジャンプはできないのと同じように、

「今、自分はこの挫折で成長しているんだ」

という意識が、あなたのメンタルが疲弊するのを防いでくれるのです。

2.2.辛い時期を「自分にしかできないチャンス」と思うこと

就活をしていると、

  • ESが全然通らなかったり
  • 面接が全然通らなかったり
  • 家族からのプレッシャーに悩まされたり
  • 先に決まっていく友達のプレッシャーに悩まされたり

と、辛いことがたくさんあります。

そんなときは、本田圭佑のこの言葉を思い出してみてください。

大抵は自分が今から谷に向かっていますって受け入れられるものではない。トンネルをくぐっていて、それが山なのか谷なのか、いつ抜けられるかもわからない。

でもなんとか、その真っ暗なトンネルを抜けたくて必死に進むわけですよ。大事なのはその辛い時期を残念と思うのか、自分にしかできないチャンスだと思うのか、っていうところだと僕は思っている。

木崎伸也(2016)『直撃 本田圭佑』文藝春秋 Kindle版

就活は頑張ったからと言って結果が保証されているものではありません。そして、それはアスリートの世界ではもっと厳しいですよね。

あの自信満々な本田圭佑ですら、

「このトンネルがいつまで続くか分からない」
「早くこの真っ暗なトンネルを抜けたい」

と感じているわけですね。

そして、本田圭佑は、その長い辛いトンネルの期間を、

「自分にしかできないチャンス」

と表しています。

2.3.最初から順調にうまくいく人は、後で痛い目を見る

「面接一社目で内定取れた!」
「インターン先から内定もらえた!」

あなたの周りにも、こういう「いきなり結果が出てしまう人」っていませんか?

いますよね。

で、そんな人を見て、

「いいなぁ…」
「やっぱり私はダメなのかなぁ…」

と思ってしまいますよね。

そんなときは、本田圭佑のこんな言葉を思い出してみてください。

子供の頃悪いやつは大人になるといいやつになるってよく言うじゃないですか。

それと一緒で、挫折をわかっている人間は、何が本当の成功なのか、どうやったら挫折を乗り越えられるのかをわかっている気がする。

逆に順調に来たやつは、大人になってずっこける可能性がある。

木崎伸也(2016)『直撃 本田圭佑』文藝春秋 Kindle版

あなたが今感じている、

「いいなぁ…」
「やっぱり私はダメなのかなぁ…」

という挫折はムダではありません。

その挫折を分かっているからこそ、

「あとになって本命企業から内定が取れた」

というケースは腐るほどあります。

逆に、

「面接一社目で内定取れた!」
「インターン先から内定もらえた!」

という結果に油断してしまい、

「第一志望群の企業の内定はまったく取れなかった」

というケースも腐るほどあります。

ウサギとカメの話を思い出しましょう。あのレースで勝ったのは、どちらだったでしょうか?

就活もスタートはカメで良いのです。最初から結果を出す人は、必ずあとになって崩れていきます。いきなり結果を出している人は、その結果に油断してそのあとの努力を怠ってしまうのです。

最近、身近な人にウサギとカメの話をよくするんですよ。

日本人は足も遅いし、身体も弱い。そのカメがウサギに勝とうと思ったら、進み続けないといけない。悩んでいる同級生とかがいたら、それをぶつけますね。

「どうやったら勝てるか考えろ。進み続ける以外にないやろう」

って。

       

でくのぼう


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