就活でお祈りされてもめげないメンタルを持つには

あなたが就活で落ち込んでしまう最大の原因は、

「お祈り」=「人格否定」

と考えているからではないでしょうか?

1.内定と精神性を一緒にしない

まず「お祈り」=「人格否定」という考えをやめましょう。

就活はただの「営業」です。

あなたはルミネで、

「ショップ店員の人格が優れているから」

という理由で洋服を買いますか?

買いませんよね。

「この服は自分をオシャレに見せてくれるから」

という理由で服を買うはずです。

就活も全く一緒です。

企業は

「人格が優れているから」

という理由で採用しているわけではありません。

「この人は、うちの会社の役に立ちそうだから」

という理由で採用するのです。

「人格が優れているから、採用しよう」

ではありません。

社会人になって営業をやるとよく分かりますが、

「営業で成績の良い人は人格者なのか?」

と言われれば、全くそんなことはありません。むしろ、営業成績が飛び抜けて良い人は、若干サイコパス気味なことが多いです。苦笑

何が言いたいかというと、

  • 営業成績が良い
  • 内定がたくさん取れる

ということと、

  • 人格者である
  • 人間ができている

ということは、「全く関係がない」ということです。

2.NOと言われることに慣れる

就活で挫折して打ちひしがれてしまう人は、NOと言われることに慣れていない人が多い気がします。就活でNOと言われることに慣れるコツは

  1. 完璧主義をやめること
  2. ベンチャー企業で早めにNOと言われておく

の2つです。

2.1.完璧主義をやめること

おそらくあなたはどちらかというと、「完璧主義」ではないでしょうか?

完璧主義というと、良いことのように聞こえますが、実はこれがあなたのメンタルに負担をかける原因です。

「就活では完璧主義はNG」

です。

なぜなら、

「完璧という状態はこの世に存在しなから」

です。

Windows98は数々のバグを抱えたまま、世に出されました。同じように、世の中のほとんどのソフトウェアは、バグを抱えたまま市場に出し、アップデートという形でバグを修正しています。

あなたの目的は何ですか?

  • 面接で完璧な受け答えをすることですか?
  • ESを完璧に仕上げることですか?

違いますよね。

「内定を取ること」

ですよね。ですから、内定が取れれば、面接の受け答えもESも完璧でなくて良いのです。

おそらくあなたは、友達の前では明るい性格ではないでしょうか?中学、高校、大学と多くの友達に囲まれてきた人気者だったのではないでしょうか?

だからこそ、就活で「NO」と言われることに深く傷ついてしまうのではないでしょうか?

就活も営業も、基本的にはYESと言われることよりもNOと言われることの方が圧倒的に多いです。

ですから、

「NOで当たり前」

ぐらいのメンタルで構えておけば良いのです。

完璧主義な人ほど、就活でメンタルをやられます。うつになります。

まずは完璧主義を捨てましょう。やめましょう。

2.2.ベンチャー企業で早めにNOと言われておく

ベンチャー企業の面接を受けるのは、面接練習のためでもありますが、

「面接でNOと言われておく練習」

でもあります。

面接が解禁して、いきなり本命の大企業にNOと言われるのは、かなり辛いですよね?だから、ベンチャーであらかじめNOと言われておくことで、心に耐性を作っておくのです。ワクチンを打っておくのです。

あらかじめ準備があれば、面接でお祈りが続いても、

「まあ、そんなもんかな」

という気で受け止められます。ですが、大企業をいきなり受けて、お祈りを食らうと、

「自信なくした…」

という結果につながってしまいます。

落ちてもどうでもよい企業からあらかじめNOをもらっておくことで、その後の就活で良い意味での「開き直り」が生まれます。この開き直りを作り出すために、早めの時期でベンチャー企業の面接を受けておくことが重要なのです。

3.羽生善治に学ぶ「平常心の重要性」

将棋棋士の羽生善治は、

楽観はしない。ましてや悲観もしない。ひたすら平常心で。

と語っていますが、就活でも全く同じことが言えると思います。

あなたが就活で疲れてしまうのは、面接の結果で一喜一憂していからではないでしょうか?

面接の結果で喜んだり、不安になったりしてしまう気持ちは痛いほど分かりますが、結果に一喜一憂することこそが、就活で疲れる最大の原因です。

営業でもまったく一緒ですが、結果にいちいち感情的になっていると、自分が疲れます。

「俺は絶対大丈夫だ!できる!」

というのも疲れますし、

「どうせここも不採用にされるんだろうな」

という気持ちで面接に挑むのも、疲れます。

「楽観もしないし、悲観もしない」

という羽生善治の勝負に対する姿勢を取り入れてみてください。メンタルを無駄に疲弊することがなくなります。

基本的に結果にフォーカスすると、メンタルは疲弊します。

「ああ、また落ちた…」
「やった!一次選考通った!」

と一喜一憂するのではなく、

「40社受けて1社内定ということは、40社リストアップしないとな」
「面接落ちたけど、40社受けて1社内定だから、期待値的にまあそんなもんかな」

という感じで、冷静にものごとを判断していくことが一番重要です。

       

でくのぼう


「実績も何もない…」というあなたが、最短で上場企業の内定を取るためのメール講座