就活って、「絶対に聞かれる質問」ってありますよね。
- 志望動機は?
- 学生時代に力を入れたことは?
- 入社後にやりたい仕事は?
- あなたの長所は?
- 挫折、失敗経験は?
- 最近気になるニュースは?
- 就活の軸は?
- あなたの趣味は?
- 卒論のテーマは?
- 10年後の自分はどうなっていたい?
- 今の学部を選んだ理由は?
- 苦手な人はどんなタイプ?
- 尊敬する人は?
- あなたにとって仕事とは?
- 学生と社会人の違いは?
- 座右の銘は?
- 将来の夢は?
- あなたのキャッチフレーズは?
- あなたの特技は?
- 最近読んだ本は?
- 苦手なことは?
とか、そういうのですね。
で、こういう質問の回答作るのって、けっこう面倒じゃないですか?苦笑
あなたも大学の授業やバイトで忙しいと思うので、あなたの面倒を減らすために、今回は、
「就活で絶対に聞かれる質問」に対する答えの作り方
をお話しいたします。
1.とりあえず、一旦テキトーに回答を作ってみる
「面接で絶対に聞かれる質問」というのは、
- 志望動機は?
- 学生時代に力を入れたことは?
- 入社後にやりたい仕事は?
- あなたの長所は?
- 挫折、失敗経験は?
- 最近気になるニュースは?
- 就活の軸は?
- あなたの趣味は?
- 卒論のテーマは?
- 10年後の自分はどうなっていたい?
- 今の学部を選んだ理由は?
- 苦手な人はどんなタイプ?
- 尊敬する人は?
- あなたにとって仕事とは?
- 学生と社会人の違いは?
- 座右の銘は?
- 将来の夢は?
- あなたのキャッチフレーズは?
- あなたの特技は?
- 最近読んだ本は?
- 苦手なことは?
ぐらいだと思いますが、これらの質問に対して、とりあえず一旦テキトーに回答を作ってみましょう。
- 入社後にやりたい仕事は?→「営業か、人事かな〜」
- あなたの長所は?→「う〜ん、友達がたくさんいるところかな〜」
- 挫折、失敗経験は?→「特にないけど、大学受験かな〜」
- 学生と社会人の違いは?→「お金がもらえるかどうか、でしょ」
という感じで、思いついたままに、一旦テキトーに答えてみてください。
「就職の面接なのに、テキトーに作れるわけないでしょ!」
と感じると思いますが、安心してください。笑
あとで、修正していけば良いんです。
最初からカンペキを目指さなくて良いんです。
「最初は60点ぐらいの回答を作って、実際の面接でブラッシュアップしていく」
というマインドでいきましょう。
就活において、このマインドはめちゃくちゃ重要です。
完璧主義は「罠」です。
「ESの作成」
「面接での回答」
を「きちんとやろうとすること」は、実は「罠」です。
「きちんとやろう」という気持ちは、一見良い心構えに見えますが、そんなことはありません。
逆なのです。
なぜなら、
「就活を含め、この世には『完璧』という状態が存在しないから」
です。
どんなに優秀な就活生であっても、
- 完璧なES
- 完璧な面接の回答
というのは、存在しません。
完璧というのは幻想で、本当は、
「ある程度の完成度であれば、相手の反応を見る」
というのが正しい戦略です。
完璧主義は、
「こんな内容では、ESを提出できない」
「こんな状態では、面接に行けない」
と、ESを提出しなかったり、面接をキャンセルしたり、と行動にストップをかけてしまうのです。
2.回答を無理やり「企業の利益」につなげてみる
さて、話が少しそれましたが、一旦「テキトーな回答」を作ったら、
「テキトーに作った回答を修正していく」
という作業に入ります。
この作業をする上でのポイントは、
「企業の利益につなげる」
ということ。
本当に、これだけです。笑
例えば、
- 入社後にやりたい仕事は?→「営業か、人事かな〜」
- あなたの長所は?→「う〜ん、友達がたくさんいるところかな〜」
- 挫折、失敗経験は?→「特にないけど、大学受験かな〜」
- 学生と社会人の違いは?→「お金がもらえるかどうか、でしょ」
という「テキトーな回答」があった場合、
- 入社後にやりたい仕事は?
→「営業か、人事かな〜」
→企業の利益につながる回答にするには?
→「人事部での仕事です。私は学生時代にマネージャーとして周りを支える仕事をしてきたので、人事部での仕事が一番御社に貢献できると考えているからです。」
- あなたの長所は?
→「う〜ん、友達がたくさんいるところかな〜」
→企業の利益につながる回答にするには?
→「周りの信頼を勝ち取ることが得意なところです。当たり前のことをコツコツ実行して周りの信頼を勝ち取ることで、御社に貢献できると考えています。」
- 挫折、失敗経験は?
→「特にないけど、大学受験かな〜」
→企業の利益につながる回答にするには?
→「大学受験です。高校時代に第一志望を目指して全力で努力しましたが、第一志望には残念ながら落ちてしまいました。かなりショックな出来事でしたが、この挫折経験によって『自分の至らない点に目を向ける姿勢』を学びました。この姿勢は御社で仕事を遂行する上で、役に立つ姿勢だと考えております。」
- 学生と社会人の違いは?
→「お金がもらえるかどうか、でしょ」
→企業の利益につながる回答にするには?
→「与える側か、受け取る側か、という点だと思います。学生はお金を払って、授業を受ける立場ですが、社会人はお金を頂いて、サービスを提供する側です。お金を頂いている以上、『会社や関係者に貢献しなければいけない』という点が最も異なる点だと考えております。」
というように作ることができます。
「企業の利益につなげる」
という一点だけを意識すれば、
「何て答えれば良いか分からない…」
と悩むことはなくなるはずです。
企業の面接官の頭にあるのは、ただ一つ、
「あなたはウチの企業にとって、何の役に立つの?」
というポイントだけです。
(ドライに聞こえるかもしれませんが、これが現実です。苦笑)
逆に言えば、どんな質問が来たとしても、
「企業の利益につなげる」
という点だけを忘れなければ、回答で外すことはなくなります。
3.面接官のツッコミを想定してみる
さて、
- とりあえず、一旦テキトーに回答を作ってみる
- 回答を無理やり「企業の利益」につなげてみる
という2ステップが終わったら、仕上げは、
「面接官のツッコミを想定してみる」
という作業に入ります。
この作業もやり方は簡単で、作った回答に対して、
「だから、何?」
をひたすら投げかけていけば良いのです。
ちなみに、この話は、
話が下手で就活の面接の面接に落ちてしまう。その解決策は・・・
の記事で詳しくしゃべっています。
上で作った回答を例にとって、やってみましょうか。
「だから、何?」
をひたすら投げかけて回答を作っていくと、こうなります。
- 入社後にやりたい仕事は?
→「営業か、人事かな〜」
→企業の利益につながる回答にするには?
→「人事部での仕事です。私は学生時代にマネージャーとして周りを支える仕事をしてきたので、人事部での仕事が一番御社に貢献できると考えているからです。」
→だから、何?マネージャーだと、何で周りを支えられるの?何で周りを支える仕事が、人事部なの?
→「マネージャーの仕事では、誰かに言われる前に自分で必要な仕事を考えて動くことが求められていました。そこで培った『気配り、目配り』というスキルは、御社で新入社員として働く際、周りの方をサポートするのに役立つと考えたからです。」
→「私の勝手な推測で申し訳ありませんが、人事部での仕事は、社内の方と仕事を進めることがメインだと考えています。車内の方を仕事をすることが多いからこそ、『周りの方を立てる』という私のマネージャー経験が活かせると思ったからです。」
- あなたの長所は?
→「う〜ん、友達がたくさんいるところかな〜」
→企業の利益につながる回答にするには?
→「周りの信頼を勝ち取ることが得意なところです。当たり前のことをコツコツ実行して周りの信頼を勝ち取ることで、御社に貢献できると考えています。」
→だから、何?何で信頼を勝ち取るのが得意なの?何で信頼を勝ち取るのが得意だと、ウチの役に立つの?
→「なぜ信頼を勝ち取るのが得意なのかというと、イベントの幹事や、バイト先での雑用など、周りの人があまりやりたがらない仕事をコツコツやることが得意だからです。」
→「御社は『〜〜』という経営理念を掲げている通り、信頼を重要視している企業だと考えております。どの仕事に配属になるからは分かりませんが、御社の理念においては、信頼を勝ち取る能力はぜひ活かせると考えたからです。」
- 挫折、失敗経験は?
→「特にないけど、大学受験かな〜」
→企業の利益につながる回答にするには?
→「大学受験です。高校時代に第一志望を目指して全力で努力しましたが、第一志望には残念ながら落ちてしまいました。かなりショックな出来事でしたが、この挫折経験によって『自分の至らない点に目を向ける姿勢』を学びました。この姿勢は御社で仕事を遂行する上で、役に立つ姿勢だと考えております。」
→だから、何?『自分の至らない点に目を向ける姿勢』が何でウチの役に立つの?
→「御社で働く上で、どうしても仕事上でうまくいかない場面が出てくるかと思います。そんなときに、『自分の至らない点に目を向ける姿勢』があれば、2回目に同じ場面が訪れた時に、御社により貢献できると思ったからです。」
- 学生と社会人の違いは?
→「お金がもらえるかどうか、でしょ」
→企業の利益につながる回答にするには?
→「与える側か、受け取る側か、という点だと思います。学生はお金を払って、授業を受ける立場ですが、社会人はお金を頂いて、サービスを提供する側です。お金を頂いている以上、『会社や関係者に貢献しなければいけない』という点が最も異なる点だと考えております。」
→だから、何?『会社や関係者に貢献しなければいけない』という意識があるとどうなるの?
→『会社や関係者に貢献しなければいけない』という意識を持つことで、御社のお客様、配属された職場の周りの方々の役に立つ量と質が上がると考えております。この意識があるかどうかで、日頃のちょっとした行いがかなり変わってくると思っております。」
と、まあ、こんな感じで回答を作っていくわけです。
「就活で絶対に聞かれる質問」に対する答えの作り方
をまとめると、
- とりあえず、一旦テキトーに回答を作ってみる
- 回答を無理やり「企業の利益」につなげてみる
- 面接官のツッコミを想定してみる
という3ステップです。
「絶対に聞かれる質問」はこの3ステップをなぞって、作っていけばOKです。
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