特技・趣味って、何書けばいいんだ…orz
「本当はアニメや漫画が大好きだけど、キャリアセンターの人には“オタク系の趣味は書くな”って言われたし…」
「一番会社に好かれる答えって、いったい何なの…?」
と悩んでいるあなた。結論から言うと、正解は“特技・趣味の欄には、おっさんにウケる話題を入れる”です。
そもそも特技・趣味の欄の目的とは?
そもそも、ESに必ずある“特技・趣味”の欄は、いったいどんな目的があるんでしょうか?答えを先に言うと“アイスブレイク”です。営業トークに入る前の“雑談”です。
就活で言えば、“自己PR”や“学生時代頑張ったこと”という“営業トーク”に入る前の“雑談”です。
「なんだ、雑談かよ…」と思ったあなた。雑談の重要性をなめちゃあかんよ。笑 会社の中でも雑談をバカにする営業マンは多いですが、雑談の上手さが営業で成果を挙げられるかの要になります。・・・なぜか?
面接官の頭の中にあるのは、
「あなたは誰?」
「会社にとって何の役に立つの?」
だけだからです。そして、これは面接だけではないでしょう?あなただって、何かモノを買うときは、
「この商品は何?」
「この商品は何の役に立つの?」
と無意識に思っているでしょ?初めて会った人には、
「出身どこ?」
「土日はいつも何してるの?」
と質問するでしょ?で、共通点があれば、「ああ!私もそこの中学通ってた!」とか「私もそのアーティスト好き!」と一気に仲良くなるでしょ?心の距離が縮まるでしょ?
・・・就活だって、同じですよ。
“特技・趣味”の欄は
「あなたがどんな生活をしているのか?」
「あなたがどんな考えを持った人なのか?」
という共通点探しの場所です。雑談のきっかけを作るための場所です。ですから、ココを適当に書いてしまうというのは、
「私はあなたに自分の話をするつもりはありません」
と言ってしまうようなものです。
おっさんにウケる話題とは?
「おっさんにウケる話題を入れることの重要性は分かったけど、何書きゃいいんだよ…」って思ってるでしょ?
・・・そこは、想像力ですよ。
面接官を担当するおっさんの多くは現在40代半ば〜後半の、1966〜1970年代に生まれたバブル世代と呼ばれる人たちです。
この世代の子供の頃のヒーローは、機動戦士ガンダム、Dr.スランプアラレちゃん、うる星やつら、などです。
これらの話題を少し勉強して、世間話に取り入れるだけで、あなたもびっくりするぐらいアイスブレイクができますよ。
例えば私は趣味の欄には「将棋」と書いていましたが、これには狙いがありました。どんな狙いがあったかというと、
「将棋はおっさんもやるし、おそらく面接でウケるだろうな…」
と思って書いていたのです。実際、受けた面接のいくつかでは面接官から、
「おっ!君、将棋やるんだ!」
「はい!ただ、将棋は負けるとすごくイライラするので、仲良くなりたい人とはしないですね笑」
「確かになww」
と、いうような会話を何度かした覚えがあります。とにかく、「自分の趣味の中で、おっさんが食いつきそうな話題はどれだろう…」ということを考えてください。
こんなイヤラシイ作戦を考えてる学生はまずいません。笑 学生の中に、「おっさんの年代にウケそうな話題を意識して、特技・趣味の欄を書いている人」はどれぐらいいるでしょうか?
・・・おそらく、ほとんどいないでしょう。
つまり、あなたがおっさんの年代にウケそうな話題を特技・趣味の欄に書くだけで、多くの学生に差をつけられますよ。おっさんの心に突き刺さるアイスブレイクをすることができますよ。
おっさんが「こいつ面白い!」と思うようなアイスブレイクができたら、あなたがその後の自己PRでどれほど有利に進められるかは、言うまでもないですよね?笑
キャリアセンターのおっさんの言うことは気にするな
キャリアセンターの何も分かってないおっさんは
「爽やかさをアピールするために、スポーツを入れろ!」
「暗い人間だと思われるから、オタク系の趣味は書くな!」
と訳のわからないことをあなたに教えると思いますが、そんなの何の役にも立ちません。
私は別にアニメや漫画が趣味と書いてもいいと思います。ただし、ジョジョやトリコなど若者しか知らないアニメを書いては意味がないですよね?
狙いは就活の世間話を盛り上げるためにあります。ですから、おっさんに馴染みの深いアニメや漫画を書くべきですよね?
40代になじみの深いアニメで言えば、例えばガンダムとか、北斗の拳とか、そういうのです。趣味の欄には「古いアニメの鑑賞」と書いておけば、間違いなく面接官のおっさんは、
「古いアニメの鑑賞って、どんなの見るの?」
と聞いてくるでしょう。笑 面接官のおっさんも面接ばかりで疲れているのです。少しでも面白い話題で話したいという思いがあります。
「そんな小手先のテクニック、就活にいらないだろ…」
とあなたは思うかもしれませんが、こういう小ネタを仕込んでいくのはマジで重要ですよ。法人営業だって、最初はアイスブレイクから始めます。
いきなり商品の説明をするような営業マンはもう二度とアポが取れません。理由は、話していてもつまらないからです。
「こいつは面白い話題を提供するな」
「話を合わせてくれて、しゃべりやすいな」
と思ってもらうことが、営業ではまず大事になります。私が営業をしていた時、アイスブレイクを全くしない先輩社員がいましたが、ことごとく客から嫌われていました。苦笑
とにかく「特技・趣味の欄には、おっさんにウケそうな話題を想像して書く」というのは、マジで役に立つので、絶対取り入れてください。
でくのぼう
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