ESの内容と、面接でしゃべる内容を変えるのは、やめましょう。
1.ESとの内容が違うと「一貫性がない」と思われ、嫌われる。
「『ESをそのまま読むな』って言われたら、どうすれば良いの?」
と思うかもしれませんが、大丈夫です。
「言い回し」を変えれば良いのです。
面接官が、
「ESのことをそのまま話さなくてもいいですよ」
と言ってくるのは、
「ESの内容を、一字一句違わないように言おうとしているから」
です。
「このプリンターの解像度は〜〜で、消費電力は〜〜で、記録紙サイズは〜〜まで対応していて・・・」
と言ってきたら、どう思いますか?
主張に一貫性がないと、
「あれ、この人大丈夫かな?」
と相手は不安になります。
そして、嫌われます。苦笑
中学とか、高校でいませんでしたか?
私のときはいましたよ、めっちゃ理不尽な先生。
当時小学生の私は、あるとき、友達に給食のエプロンを、
「ひょいっ」
と投げて渡したんです。
すると、その先生は、
「こら!!モノを投げるな!!」
とものすごく怒ってきたんです。
しかし、後日、なんとその先生が他の生徒に給食のエプロンを投げていたんです。
小学生の私は、言いました。
「先生だって、投げてるじゃん!!」
すると、先生は言いました。
「先生は投げる前に『パス!』って言ったから、大丈夫なの!」
・・・・・・。
話がそれましたが、要は、
「一貫性がないと、嫌われる」
ということです。
2.ESはカタログ。面接は商談。
営業に置きかえたら、わかりやすいですね。
あなたのもとに、コピー機の営業マンが来たとしましょう。
もし、その営業マンが、一番はじめに、
「このコピー機は、〜〜という点がすばらしいんです!」
と、カタログに「書いていないこと」を言ってきたら、どう思いますか?
「え…カタログに書いてないけど…」
「何で一番のメリットなのに、カタログに書いてないの?」
とモヤモヤしませんか?
また、その営業マンが、
「いや、カタログそのまま話さなくてもいいですよ。。」
と思いますよね。
・・・就活でもまったく同じです。
ES(カタログ)に書いてある内容はブラさずに、「言い回し」を変えれば良いのです。
面接で、
「では、自己PRをしてください」
と言われたときに、
「私の強みは〜〜です」
と、ESにまったく書いていないことを言ったら、面接官は混乱します。
「え?書いてないけど?」
と、パニックになります。
「私の強みは〜〜です。なぜなら、、」
と、ESと一字一句違わないように、読もうとしたら、
「ESのことをそのまま話さなくてもいいですよ」
となります。
3.「どうせ信じられていない」というスタンスがちょうど良い
「ESには別のことを書いたけど、もっと良いアピールを思いついたのに・・・」
「どうしてもしゃべりたいことがあるのに・・・」
となることがあると思います。
そんなときは、
「最初の自己PRでは、ESに書いたことをしゃべって、面接途中の雑談でサラッとアピールしたい内容をしゃべるべき」
です。
ESの内容と違うことをしゃべりたくなるのは、
「どうしても、ESに書いたこととは違うことをしゃべりたい!!」
という気持ちからだと思いますが、その気持ちは我慢した方が良いです。
「一貫性がない」
と思われたら、内定も出ないです。
内定が出なかったら、元も子もありませんよね。苦笑
「どうしても、ESに書いたこととは違うことをしゃべりたい!!」
という気持ちはよくわかるのですが、そんなときに持っておくべき姿勢は、
「どうせ自分の話は信じられていないから、あとでしゃべればいいや」
というスタンスです。
どういうことかというと、面接官は就活生の自己PRを完全には信じていません。
「それ、本当なの?」
「それ、盛ってるだけじゃない?」
と思いながら、聞いています。
あなたが営業マンの話を聞くときも、一緒ですよね?
アップルストアの店員が、
「動画作るなら、これぐらいのメモリは必要ですよ」
「これぐらいのスペックがないと、サクサク動かないですよ」
と言ってくるのを、表面上は、
「はあ!そうなんですね!」
とは言うものの、心の中では、
「本当かよ。笑」
と思っていますよね。
それと一緒です。
あなたは、
「一番言いたいアピールポイントだから、初めに言わなきゃ!」
と焦っているかもしれアセンが、向こうはそんなに真剣に聞いていません。
だから、ESで書いた内容とぜんぜん違うことをしゃべりたくなったら、面接の途中で言えばいいんです。
ぶっちゃけ、最初に言おうが、途中で言おうが、最後で言おうが、そんなに大差ありません。笑
なので、
「ESとは矛盾しないけど、本当は別の自己PRをしたかったな・・・」
と思った場合は、面接の途中でサラッと話せば大丈夫です。
でくのぼう
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