「化学メーカー営業を2年やった私が、もう一度就活するならこうする!」
というのをお話しします。
※完全に独断と偏見でしゃべるので、あくまで「参考レベル」でとどめておいてください。
(言われなくてもそうするか。笑)
目次
1.私なら「BtoC企業」は受けない
私なら「BtoC企業」は絶対に受けません。
理由ですか?
理由は、
- クレーム対応が大変だから
- 値上げがしづらいから
の2点です。
あなたもこれまでに、消費者と直接関わる、
- 居酒屋のホールスタッフ
- ラーメン屋のホールスタッフ
- スーパーのレジ
- イベントスタッフ
といったバイトをしたことがあるなら分かると思いますが、
「消費者相手の仕事はマジできつい」
です。
学生に人気企業ランキングって、
- サントリー
- アサヒビール
- 明治
- キリン
- 花王
みたいなテレビCMをバンバン売っている会社がたくさん入るじゃないですか。
そういうBtoC企業の営業って、本当にキツイですからね。苦笑
ビール会社や食品会社が営業に回るのは、基本的にスーパーやレストランです。
スーパーやレストランに行って、
「うちのビールを置いてください」
「うちの商品を置いてください」
というのが仕事です。
もちろん、そういうのを分かった上で、
「どうしても食品メーカーに行きたい」
「どうしてもビールメーカーに行きたい」
というのなら分かりますが、
「大手だから、何となく安心」
「知名度あるから、友達に自慢できる」
という理由なら、やめておいた方が良いです。
- 就職倍率が異常なため、就活時点で消耗する
- 入ってからのドブ板営業に耐えられない
という理由から「BtoC企業」はオススメしません。
2.私なら「銀行・保険・証券」は受けない
私なら「銀行・保険・証券」は受けません。
理由は、
「ノルマがきつすぎて、ストレスが異常だから」
です。
その平均年収の高さから、金融を志望する学生はめちゃくちゃ多いですが、銀行・保険・証券のノルマは異常です。
「営業」
と一口に言っても、
「ノルマがあるのか?ないのか?」
「消費者相手なのか?企業相手なのか?」
「新規開拓メインなのか?既存フォローメインなのか?」
という点で、仕事のキツさが全く変わってきます。
銀行・保険・証券の営業というのは、
「ノルマきつい」×「消費者相手(特にMARCHの場合は)」×「新規開拓メイン」
とキツイの3拍子が見事に揃っています。
キツいです。
「他の人間を蹴落として、のし上がりたいんだ!」
というギラギラ系・意識高い系の学生にはぴったりの業界だとは思いますが、
「まあまあの給料をもらえれば良いな〜」
「土日まで仕事するのはイヤだな〜」
というあなたには「全く向いていない」業界です。
ちなみに、化学メーカーの営業というのは、
「ノルマあってないようなもの」×「企業相手」×「既存フォローメイン」
と、営業の中ではかなりラクな部類です。
もちろん「企業の社風」や「上司の色」によっては、ブラック化することもあります。
同業他社は体育会系の社風で、めちゃブラックで有名でした。
私が務めていた会社でも、上司が変わった瞬間「残業月100時間・土日もずっと仕事」みたいなブラックな職場に変わりました。
ただ、化学業界全体で見た場合は、確実にラクな部類です。
3.私なら「離職率が低い業界・企業」を受ける
私なら「離職率が低い業界・企業」を受けます。
理由は、
「働きやすいかどうかが一番分かるのが、離職率だから」
です。
たぶんほとんどの社会人が共感すると思いますが、
「年収が高くても、仕事がキツくて、うつになったら元も子もない」
です。
今あなたが就活で受ける企業を決めるときは、
「平均年収」
ばかりを見ていると思うんです。
もちろん、年収は大事です。
業界によってはものすごく年収が低い業界もあるので、
「年収が高い業界かどうか」
はとても大事です。
ただ、周りの知り合いや私の経験から一つ言わせて頂けるのなら、
「離職率はかなり気にした方が良い」
です。
私の知り合いを見ていても、社会人2〜3年目で転職する人は100%の確率で、
「仕事量(残業)が多すぎる」
「人間関係がやばい」
という理由で転職しています。
「年収が低すぎるから、こんな会社辞めてやる!」
という人、案外少ないんです。
例えば、銀行・保険・証券といった金融業界は、2〜3年で社員がたくさん離職するのを見越して、大量に採用しています。
(金融業界は離職率をあまり公表していないので、分からないですが)
化学業界でも「ブラック」と言われていた会社の離職率は、やはり業界水準と比べて高かったです。
「働きやすいかどうか」
を重視するのであれば、受ける業界や企業を決めるときは、
「離職率」
をぜひチェックしてみてください。
4.私なら「ミーハーな学生が受けなさそうな業界」を受ける
私なら「ミーハーな学生が受けなさそうな業界」を受けます。
もし、もう一度就活をするなら、私はムダに競争で消耗したくありません。
学生がわーーっと群がる、
- 食品メーカー
- 飲料メーカー
- マスコミ
- 総合商社
- 銀行
- 保険
- 証券
などは、絶対に受けません。
そういうところではなく、
- 化学メーカー
- 電気機器メーカー
- 輸送用機器メーカー
- 精密機器メーカー
といった「ミーハーな学生が受けなさそうな業界」ばかりを受けます。
「食品メーカー」「飲料メーカー」などの倍率が200倍ぐらいですが、「化学メーカー」「電気機器メーカー」などの倍率は40倍ぐらいです。
単純に考えて、「5倍近く入りやすい」わけです。
どちらの業界の方が、就活で苦労するのかは、目に見えていると思いませんか?
5.私なら「キャリセンに求人が来ている企業」を受ける
私なら「キャリセンに求人が来ている企業」を受けます。
なぜかというと、
「採用意欲のある企業ということが確実だから」
です。
あなたも知っての通り、就活には「学歴フィルター」というのがガッチリあります。
企業側も、
「とりあえず学歴でフィルタリングしないと、応募者全員をさばけない」
というのが本音だからですね。
別にこれは仕方ないのですが、就活をやる上で一番避けたいのが、
「学歴フィルターで切られる会社なのに、頑張ってESを作ってしまう」
ということです。
基本的に学歴フィルターで弾かれる会社にエントリーしても無駄じゃないですか。その企業のESにかけるエネルギーを、もっと見込みの高い企業に注いだ方が良いじゃないですか。
だから、私は、
「キャリセンに求人が来ている企業」
を受けます。
受けるというか、
「どんな企業のレベルが自分の大学を積極的に採用しようとしているのか」
をチェックしに行きます。
キャリセンの面接練習などは基本的に使えないのでフルシカトしますが、求人票は見に行きますよね。
MARCHレベルなら、求人票をパラパラめくっていると、
- 学生に馴染みのない業界
- 離職率低い
- 平均年収700万円 平均年齢40歳
みたいな、穴場企業が結構見つかりますよ。
キャリセンは、面接練習をする場所ではなく、「求人票」を見に行く場所です。
でくのぼう
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