面接官のツッコミ質問に対する返答で気をつけるべきことは、
- カッコいいことを言わない
- 悩んでいるフリをする
- 焦って何か答えようとしない
の3つです。
1.カッコいいことを言わない
私の就活の経験と、法人向けの営業経験から言えることは、
「カッコいいことは言わない方が良い」
です。
就活本のエピソードに、よく、
「御社の売り上げを〇〇倍アップさせてみせます!」
「御社の販路の拡大に貢献します!」
みたいなのがありますが、そういう大げさなことは言わない方が良いです。
「媚を売るのなんかダサい」
「商品の魅力で売るのが、本当の営業だ」
みたいなことを言う人たまにいますが、実際の営業の現場はそんなにキレイではないですよ。笑 すごく泥臭いものです。
就活だってれっきとした営業ですから、もちろん泥臭いです。
「面接官に好かれたら内定する」
というリアルから目を背けてはいけません。
「好かれたら売れる」
という鉄則を忘れてはいけません。
面接官のおじさんというのは、日頃から上司に怒られています。組織の理不尽さに耐えて、そこまで上り詰めたおじさんたちです。そういうおじさんの心に刺さる話をしなければ、あなたが内定を取ることはできません。
組織の理不尽さに耐えてきたおじさんが喜ぶエピソードとは何でしょうか?
決してカッコいいことではありません。
その「逆」です。
- カッコ悪いこと
- 組織の理不尽さで大変だったエピソード
です。
おじさんたちの大好物は、こういうお話です。
あなたが面接官だったとして、
「御社の売り上げを〇〇倍アップさせてみせます!」
「御社の販路の拡大に貢献します!」
というカッコいいことばかり言う学生を欲しいと思いますか?
2.悩んでいるフリをする
面接官のツッコミに対して、即答するのはやめましょう。
「でも、それって〜〜とも言えるよね?」
というツッコミが入って、たとえ良い回答がすぐに思いついたとしても、
「そうですね、、」
と悩みぬいているフリをするのです。
面接官はあなたの本音を見抜こうとしています。もちろん本音でしゃべるのですが、あまりに即答していては、本音でしゃべっていても、
「この子はウソをついている」
と思われてしまいます。
余計な損はしないように、即答はせずに悩んでいるフリをしてください。面接本番になると、いっぱいいっぱいになってしまいますが、これはかなり有効なのでぜひ使って見てください。
3.焦って何か答えようとしない
これは私の就活時によくやっていた失敗です。苦笑
面接で、
「でも、それって〜〜とも言えるよね?」
というような、厳しいツッコミ質問が入ったとき、めちゃくちゃ焦りますよね?
焦った結果、
「あ、ええ、そうですね…」
と何とか答えようとしていまいます。
ですが、これが良くないのです。笑
だいたい、こうやって焦って何か言ったときというのは、自分で何を言っているのかもよく分かっていません。思っていることと、全く違うことが口から出てくることがあります。
(実際、私はそれで一度面接で大失敗しました。苦笑)
焦って何か答えようとしても、良いことは一つもないので、
「少し考えてもよろしいでしょうか?」
と時間を稼いで、ゆっくり考えてしゃべった方がずっと良いです。私は焦って変なことを言って自爆して以来、面接で変なことを聞かれた時は、必ず、
「少し考えてもよろしいでしょうか?」
と時間稼ぎするようにしました。
でくのぼう
「実績も何もない…」というあなたが、最短で上場企業の内定を取るためのメール講座