志望動機、自己PR、面接の質問内容を考えるのがめんどくさいのは「就活の最初だけ」

「志望動機、自己PR、面接の質問内容を考えるのがめんどくさい」

と思うかもしれませんが、安心してください。

大変なのは「就活の初期だけ」です。

1.自己PRや志望動機は一度作ってしまえば、後がラク

あなたに知って欲しいのは、

「自己PRや志望動機を考える作業は、就活初期が一番大変」

ということです。

あなたが今、

「志望動機、自己PR、面接の質問内容を考えるのがめんどくさい」

と考えてしまうのは、

「就活を始めたばかりだから」

です。

就活というのは、後半になればなるほどラクになっていきます。

  • ESのストックが増えていく
  • 業界研究のストックが増えていく
  • 面接の場に慣れていく

と、どんどんラクになっていきます。

就活の初期というのは、すべてが初めてなので「とにかく大変」です。精神的にも肉体的にも1番大変です。

ですが、安心してください。

後半になるにつれて、どんどんラクになります。

本当です。

ESのストックが増えていけばいくほど、

「あ、このESはこの前の使いまわそう」

というケースが増えていきます。

2.「重要なところ以外は手を抜く」という発想

「ES使い回しとか、良くないでしょ」

と思うかもしれませんが、全てのESに全力を注いでいたら、本当に疲弊します。そして、そもそも時間をかければ良いESになるわけではありません。

就活は、積極的に手を抜きましょう。

これは、声を大にして言いたいのですが、

  • 自己PR作成
  • 志望動機作成
  • 面接対策
  • 説明会参加
  • インターン参加
  • SPI対策

など、すべてに全力投球していたら、一瞬でうつになります

プロ野球のピッチャーはすべての球を全力で投げているでしょうか?

そんなことないですよね。ふつうは80%程度の力で投球して、試合の局面を左右する大事な場面は100%の力で投球しているはずです。全てのマウンドで全力投球をしていたら、後半でスタミナ切れになります。

就活も同じです。力を入れるべきポイントだけはしっかりやって、後はテキトーに手を抜けば良いのです。手段と結果を混同すると、あなたのメンタルに一気に負担がかかってしまいます。

大事なのは、

「内定を取ること」

です。

  • 自己PR作成
  • 志望動機作成
  • 面接対策
  • 説明会参加
  • インターン参加
  • SPI対策

は単なる「手段」であって、一番大事な目的は、

「内定を取ること」

です。内定を取ることに大きな影響を与えないことに、すべて全力投球するのはキツいです。

内定を効率良く取るために一番注力すべきは、

  1. 学生が受けない優良企業を見つける
  2. 受ける企業を徹底的に研究する
  3. 人事部向けの本を読み、相手の作戦を知る

です。あなたが力を入れるべきはこの3つです。

自己PRと志望動機を頑張る人は多いですが、ぶっちゃけ内定には直結しないです。

  • どんなに自己PRが完璧にできていても、
  • どんなに志望動機が完璧にできていても、

学生に大人気の高倍率レッドオーシャン企業ばかり受けていたら、間違いなく全滅します。

そもそも、自己PRや志望動機は、長い時間考えれば考えるほど良いものができるとは限りません。経験上、ベンチャー企業で面接練習をしていく上でブラッシュアップしていった方が、良いものが出来上がります。

内定に直結するのは、

  1. 学生が受けない優良企業を見つける
  2. 受ける企業を徹底的に研究する
  3. 人事部向けの本を読み、相手の作戦を知る

の3つです。

この3つだけに全力を注いで、あとはテキトーに手を抜いておけば大丈夫です。

あなたのような真面目な人が一番危ないので、気をつけてくださいね。就活のすべてのステップに全力を注がなくて良いんですよ。

私は、就活は、

「手抜きできるところは、どんどん手抜きをしていけば良い」

と思います。

3.面接の質問内容は場慣れ

よく、

「就活の面接で聞かれる100の質問集」

みたいなのありますよね。あれ、一つ一つ考えるのめんどくさいですか?やらなくて良いですよ。

営業でもそうですが、

「質問にすべて完璧に答えられる=売れる」

ではありません。

就活の面接でいえば、

「質問にすべて完璧に答えられる=内定」

ではありません。

そういう質問集と格闘している時間があるなら「企業研究」に時間を使ってほしいと思います。面接官のおじさんの気持ちになれば分かると思いますが、

  • 質問にスラスラ答えられるが、自社についてあまり知らない学生
  • 質問にスラスラ答えられないが、自社についてよく知っている学生

がいたら、あなたはどちらの学生をとりたいですか?

「自社についてよく知っている学生」

の方ですよね。

面接官のおじさんにとって、自分が長年勤めている会社について、きちんと調べてくる学生が、可愛くないわけありません。

社史をきちんと読んできた学生が可愛くないわけありません。就活の面接はピアノの発表会ではありません。ぎこちなくても、面接官のおじさんから見れば、

「ういういしくて可愛いもの」

です。

これは、営業でも全く一緒です。新人営業マンが購買のごりごりのおじさんに役に立つ情報なんて与えることはできません。アドバイスなんてできません。

できるのは、

「ダメダメだけど、可愛いから買ってやるか」

と思わせることです。キャラ売りです。汎用品の営業なら、なおさらこの能力が必要です。

       

でくのぼう


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