化学メーカーに就職したい文系MARCH大学生のあなたへ。

化学メーカーに就職したい文系MARCH大学生のあなたに、

  • 化学メーカーの就活のリアル
  • 化学メーカーの年収のリアル

についてお話しします。

1.化学メーカーの採用は基本的に学歴重視

「化学メーカーは採用は基本的に学歴重視」

です。

就活の時は化学メーカーを上から下までかたっぱしから受けましたが、財閥系化学メーカー、信越化学、東レ、東ソー、太陽日酸などのトップ企業は見事にESで落とされました。苦笑

(ただ、三菱樹脂だけはなぜか最終まで進んみました。結局蹴ってしまったけれど。。たぶん、三菱樹脂はMARCHを学歴フィルターで切っていません。)

逆に、それ以下の企業はほとんどESが通りました。よって、おそらく上記の企業は、

「早慶、旧帝以上」

で学歴フィルターをかけています。

私が働いていた会社は、おそらく「MARCH以上」で学歴フィルターをかけていました。社内で日東駒専以下の人が一人もいなかったからです。

日東駒専でも学業優秀な人が少しぐらいいてもおかしくないはずですが、本当に一人もいませんでした。なので、完全に学歴フィルターでES選考時に落としています。

2.化学メーカーの給料は完全な年功序列

「化学メーカーの文系職って年収高いの?」

と思うかもしれませんが、年収は高くありません。

「若手の給料がめちゃくちゃ低く抑えられていて、おじさんの給料が高い」

という給与モデルです。完全なる年功序列です。よく言えば、古き良き時代の給与体系、悪く言えば、古臭い給与体系です。

20代は手取りで20万円〜25万円、ボーナス40〜50万円(半期に一回)という感じですね。ただ、おじさんになると給料は高くて、

暇な部署でYahoo!ニュースをずっと見て、定時退社している50代のおじさんは年収700万円をもらっていました。それぐらいお金を無駄づかいできる余裕があるということです。

ただ、化学メーカーの場合リストラがほとんどないので、一度入社してしまえば、クビになることはまずありません。どんなに仕事ができなくても、クビにはなりません。

某大手電機メーカーのような「追い出し部屋」みたいなものもないので、そういう意味では「社員に優しい」という特徴はあると思います。

3.化学メーカーの社風は公務員に近い

化学メーカーの社風は公務員に近いです。もちろん民間企業なので、残業や予算などもありますが、基本的には社風はゆるいです。

公務員と同じく、

「自分は責任を取りたくない」

という社風が強いので、

  • グループミーティング
  • 販売会議
  • 営業会議
  • 予算会議
  • 研究との会議

と、会議の数がハンパじゃなく多いです。

公務員的な社風を望む人は、化学メーカーはオススメです。ですが、

「自分の裁量で仕事でチャレンジしたい」

という方は化学メーカーはあまり向いていません。

公務員と同じく、前例から外れたことをするのを極端に嫌う傾向にあるので、チャレンジングな仕事はできません。少しでも前例のないことをやろうとすると、

「お前にそんな権限はない」

とストップがかかります。苦笑

どれぐらい裁量がないかというと、会議資料のフォーマットが見にくかったので、自分が発表する資料のフォーマットを改善したら、

「前のフォーマットに戻せ」

と言われました。理由は、

「これでずっとやってきたから」

だそうです。それぐらい前例主義です。ですから、公務員的な働き方を望んでいる人には、化学メーカーはかなり合っていると思います。

       

でくのぼう


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