あなたは、いきなり本命企業の面接を受けようとしていませんか?
「本命企業までに面接慣れしておくことの重要性」
についてお話しします。
1.負けを経験しておくことの重要性
2010年サッカー日本代表はベスト16という素晴らしい結果を残しました。しかし、W杯前の試合では負けまくっていたのを知っていますか?
実は2010年サッカー日本代表は、W杯前の国際親善試合で、負けまくっていたのです。本戦前に負けまくっていたからこそ、チームの弱点を軌道修正することができたわけです。
この話から何を学べるか?
「負けを経験しておくことの重要性」
です。
野村克也監督は、
「負けに不思議の負けなし。勝ちに不思議の勝ちあり」
という言葉を残していますが、就活も同じです。
就活でお祈りされるのには必ず理由があります。決してあなたの人格に問題があるからというわけではなく、
- 勝負する市場がレッドオーシャンすぎた(倍率が高すぎた)
- 選択したエピソードが良くなかった
- エピソードの伝え方が良くなかった
- 面接慣れしておらず、きちんと話せなかった
という理由です。
野村監督が「不思議の勝ちあり」と言っているように、勝ちからは何も学ぶことはできません。最初に負けておかないと、勝つことはできません。
あなたが就職を望む本命の上場企業がW杯の本戦だとしたら、W杯前の親善試合でたくさん負けておく必要があるのです。
2.面接でしか分からないことがある
私が面接練習をあなたに勧める理由は、
「本番の面接でしか分からないことがあるから」
です。
「畳の上の水練」と言われるように、実際に面接を受けなければ、
- 自己PRでどこを突っ込まれるのか?
- 自己PRのうち、どのエピソードがウケが良いのか?
ということは絶対に分かりません。
私は友達に誘われてITベンチャーの面接をたくさん受けましたが、かなりの勉強になりました。かなりの収穫がありました。大きな収穫としては、
- 自己PRを1分で話すのが難しいということ
- 自己PRは意外と聞き流されていること
の2つでしたね。
これらのことは実際に面接を受けないと分からないことです。それから、面接特有の空気というか雰囲気に、場慣れできてことも大きな収穫でしたね。
3.上場企業が面接を解禁する前に、ベンチャー企業で練習をしまくる
上場企業が面接を解禁する前に、ベンチャー企業で面接練習しまくりましょう。具体的なことは、
でお伝えしています。
一番大事なのは、
「あなたが本命企業の面接で、最高のパフォーマンスを発揮すること」
です。
いいかえれば、それまでにどんなに多くの企業に落ちていたとしても、本命企業が受かれば、それで万事OKなわけです。
そう考えると、就活全体のスケジュールが決まってきます。
2018年現在の就活は
「経団連に所属する上場企業:4年生の6月から面接解禁」
という形ですよね。しかし、4年生の6月まで全く面接を受けないのは、かなりリスクです。
4年生の4月頃からは、経団連に属さない外資系やベンチャー企業が面接を開始しますので、こういった企業で面接練習を重ねましょう。3年生の2-3月頃から始めても良いかもしれません。
でくのぼう
「実績も何もない…」というあなたが、最短で上場企業の内定を取るためのメール講座