「やりたい事がないことから、志望動機が書けません」
と悩んでいないですか?
やりたいことから志望動機をスタートするのは、かなり難しいです。というより、今働いている社会人だって、みんなそんなに志望動機はないはずです。笑
あなたにオススメしたいのは、
「志望動機を書くときは、企業研究からスタートする」
という作戦です。
1.志望動機を書く際に大事なのは、「自己分析」ではなく「企業研究」
自分の内面から志望動機を書こうとしても、
「志望動機なんてねえよw」
「やりたいことなんてねえよw」
となって鬱になってしまうので、
志望動機を書く際も企業研究からスタートする
ということをオススメします。
志望動機というのは、カンタンに言えば、
「なぜその業界なのか?」
「なぜ競合他社ではなく、その会社なのか?」
の2つに答えるだけです。
つまり、
「なぜその業界なのか?」→その業界の特徴や魅力を調べ、それを語る
「なぜ競合他社ではなく、その会社なのか?」→その会社の特徴や魅力を調べ、それを語る
ということになりますよね。
だから、志望動機を書く際にあなたがやるべきことは、
- 受けたい業界の特徴と魅力を調べる
- 受けたい会社の特徴と魅力を調べる
の2点だけです。
この2つをやれば、志望動機はサクサク書けます。
「自分はこの会社でいったい何をやりたいのか?」
「自分はなぜ働くのか?」
みたいなところから出発したら、哲学者になってしまうだけですよ。笑
2.受ける業界の志望動機の作り方
私が化学メーカーを受けていたときは、化学業界の志望動機について、
私が化学メーカーを志望する理由は「モノづくりで世界に貢献するメーカーの仕事に携わってみたいと思ったから」です。
私の父はメーカーに勤めているのですが、目に見えるモノを売ることのやりがいや達成感などを聞き、私もメーカーの仕事に関わりたいと思ったのがきっかけです。
特に化学業界は他の業界と違い、一つの業界だけでなくさまざまな業界に接する機会があり、非常に面白い仕事であると思いました。
また化学業界は海外との取引も多く、日本を代表する業界で働いてみたいと思い、御社を志望いたしました。
というようなことを面接で言っていました。
この志望理由も、
- モノづくりのすばらしさ
- 海外売上高比率が高い
- さまざまな業界に関わることが多い
という化学業界の特徴や魅力を話しているだけです。特徴と魅力に、少し自分のエピソードを足していけば、業界の志望動機はできあがります。
3.受ける会社の志望動機の作り方
私が化学メーカーを受けたときは、
私が御社を志望する理由は「御社の新規事業に果敢にチャレンジする社風に魅力を感じたから」です。
同じ業界の他社が海外に進出する以前から、〇〇や〇〇などの国に積極的に進出をはかっており、非常にリスクをおそれずに挑戦する社風があると感じました。
また、説明会でいらっしゃっていた営業の方にお話をお伺いした際、「 新規の仕事を任されることが多く、非常にやりがいがある」とおっしゃっていて、話されている姿が魅力的だったのも、御社を志望した理由の一つです。
というようなことを面接で言っていました。
作り方としては、まず、
「その会社が直近で行なった海外進出や新規事業などを調べること」
ですね。
調べ方は、
- IRレポートのトピックス欄を読む
- 日経テレコン21でその会社の新聞記事を検索する
の2つです。
ちなみに日経テレコン21は大学の図書館のPCで調べられます。MARCHクラスの大学であれば、大学は間違いなく日経テレコン21と契約しています。
「会社独自の志望動機、いちいち考えるのめんどくさいな」
と思うかもしれませんが、
「その会社が直近で行なった海外進出や新規事業」
さえ調べれば、あとはテンプレに流しこむだけなので、めんどくさくないです。
でくのぼう
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