「それで?」
「それって誰でもできることじゃない?」
と、嫌味を言ってくるウザい面接官っていますよね。私が就活していた時にもウザい面接官っていました。
私は大学の成績は良くなかったのですが、学校の成績表を見て
「勉強はあまり頑張っていなかったんですか?」
と聞かれたり、バイトの話をしたら、
「それって誰でもできることじゃない?」
と言われたり、嫌味をチクチク言ってくるウザい面接官はいました。あなたもそういうウザい面接官に会ったことがあるかもしれません。
そんな時に私が意識していたことは、
「まともに受け止めずに、受け流す」
ということです。
1.イヤなやつとは向き合わずに、受け流す
当時私が就活をしていた時に、精神を病んでしまった周りの知人には、
「面接官の意見をどストレートに受け止める」
という特徴がありました。
「学校はずっと遊んでたんだね」
「それって誰でもできることじゃない?」
という言葉を正直に受け止め、
「私はやっぱりダメな人間なんだ…」
「人格が否定された…」
と考えてしまう人が多かったように思います。ここで、私があなたに言いたいのは、
「受け流すことの重要性」
です。あなたもバイトをしたことがあると思うので、分かると思いますが、バイトをしていると、イヤなやつっているじゃないですか。
お客さんの中にも、職場の先輩にも、イヤなやつって絶対いますよね。圧迫面接をしてくる企業の面接官って、そういう人間と一緒です。
向き合うだけ損です。圧迫面接をしてくるおっさんがあなたを見下しているように、こちらも相手を心の中で見下せばいいんです。
「このおっさんは、圧迫面接をするような頭の弱い会社にずっといるのか…」
と、見下せばいいんです。
本当にイヤなやつとマジメに向き合うだけ、あなたの心がすり減るだけです。
私が就活をしていた時も、周りの友人で、
「人格否定された…」
「ボロクソに言われて、立ち直れない…」
という友人がいました。
この友人はなぜこんなにダメージを受けてしまったかというと、
「イヤな面接官の言葉をしっかり受け止めてしまったから」
です。よく「イジメられた側は一生覚えているけど、イジメた側は大して覚えていない」って言いますよね?
それと一緒で、イヤミを言ってる面接官も自分がどれだけ学生を傷つけているかなんて、全く覚えていません。気にもしていません。
そんなクズのためにあなたの心をすり減らしてしまうのは、もったいないと思いませんか?
2.スーパーのレジのバイトにいたイジワルなチーフ
私は1年ほどスーパーのレジでアルバイトをしていました。そして、私がいたスーパーのレジのチーフはかなり性格のきつい女性でした。苦笑
一言ひとことの言い方がきつかったんです。
「早く戻ってきてください!」
「ちゃんとやってください!」
と、まあ憎たらしい言い方をしてくるわけですね。笑
私以外のレジはほとんどがおばさんでしたが、そのおばさんたちはその女性のことをとことん嫌っていました。
「何、あの態度!!」
「なんであんな腹の立つ言い方してくるの!!」
と、いつもプンプンしていました。
しかし、私はそのイジワルなチーフにめちゃめちゃ好かれていました。
なぜ私が好かれていたかというと、イジワルなチーフの命令や指示に対していちいち腹を立てていなかったからです。
「はい!分かりました!」
とだけ言っておいて、何も言わずにやっていたんです。では、私はどのようなマインドセットを持っていたのか?それは、
「相手ときちんと向き合わない」
「まともに受け止めずに、受け流す」
というマインドセットです。おばさんと私の態度を表面的に見れば、おそらく「何、あの態度!!」と怒っているおばさんの方がチーフときちんと向き合ってないように見えると思います。
しかし、本当にきちんと向き合っているのは、おばさんの方なのです。相手をきちんと認めているからこそ、「何、あの態度!!」と怒るわけです。プンプンするわけです。
一方、私はイジワルなチーフのことを何とも思っていませんでした。心の底では全く向き合っていませんでした。
「またガミガミ言ってくるなぁ…笑」
と心の中では思いながら、
「はい!!分かりました!!」
と答えていました。
これは自分のためにやっているのです。
イヤなやつと真正面から向き合っても、こちらが疲れるだけです。
他のおばさんのように、
「何、あの態度!!」
「なんであんな腹の立つ言い方してくるの!!」
と、怒りにエネルギーを使うことになりますし、反抗的な態度を取ってしまえば、イジワルなチーフのイジワル度は余計に加速するでしょう。
イヤなやつとしっかり向き合っても、自分にとって何のメリットもありません。
「はいはい〜」
と、受け流すのが結果的に自分の周りの環境も良くなります。
3.マジメなあなたほどメンタルがすり減る
今の時代って、マジメな人が一番メンタルをやられる時代だと思いませんか?
就活ではそれが顕著です。
マジメな人ほど、就活で、
「それで?」
「それって誰でもできることじゃない?」
とイヤミを言ってくる面接官の言葉をしっかり受け止めてしまいます。心で記憶してしまいます。
そして、
「もう就活やめたい…」
「こんなに大変なら自殺した方が…」
という気分になってしまいます。
残念なことにイヤミを言ってくる面接官というのは、就活で必ず遭遇します。30社、40社と面接を受けていれば、必ずイヤな面接官に当たります。
そういう時に意識していただきたいのは、
「相手ときちんと向き合わない」
というマインドセットです。表面上は
「そうですね。」
「そう思います。」
と言っておき、心の中では、
「なんだこの会社、絶対行ってやらないわ」
と受け流せばいいんです。就活生に対してイヤミを言ってくる会社なんて、確実にロクな会社ではありません。
しかし、心配なのは、
「あなたがそういう圧迫面接で心に傷を負ってしまうこと」
です。これが一番心配です。このダメージで、
「もう就活やめたい…」
「こんなに大変なら自殺した方が…」
という気持ちになってしまっては、その後就活を続けていたら巡り会えていた会社とめぐり合うことができなくなってしまいます。
「相手ときちんと向き合わない」
というのがイヤな面接官と当たった時の最良のマインドセットです。
でくのぼう
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