読者の方から、
「でくのぼう様自身が就活で体験した悩みや苦労などを教えてほしい」
という声があったので、ちょっとお話しします。
1.当時、私が就活で苦労したこと、悩んだこと
当時、私が就活で一番苦労したことは、
「え、ESってどう書けばいいの?」
「え、面接って、何話せばいいの?」
の2点でした。
当時は「答えがない」というのが、本当に不安だったんですよね。
高校受験〜大学受験までは、
- 「これを勉強すれば受かる」という試験範囲
- 今までの先輩が確立してきた勉強方法
があったじゃないですか。
でも、
- ESの書き方
- 面接でのアピール方法
って「絶対の答え」がないですよね。
それが、一番不安でしたね。
「ES 書き方」
でググって出てくるのは、なんかすごい実績のESばかりですしね。
「俺、こんなすごい実績とかないんだけど。。留学も行ってないし、大学の成績も悪いし。。」
みたいな感じで、余計に不安になっていた記憶があります。
「面接 アピール方法」
でググっても、
「姿勢を良くする!」
「声を大きく!」
みたいなのばっかりでしたからね。
「まあ、そりゃそうだろw」
みたいな。
なので、私が就活で一番悩んだことは、
「答えが設定されていた勝負」から「答えがない勝負」に放り出されたこと
でしたね。
あと、悩んだことでいえば、ベタですが、
「お祈りメール」
にはいちいち凹んでいましたよ。
「貴殿の今後益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます・・・」
「誠に残念ながら貴意に添いかねる結果となりました。」
みたいなメールを受信するたびに、
「あ〜〜〜〜〜」
と落ち込んでいた記憶があります。
まあ、でも落ち込むのも仕方ないですよね。
高校受験〜大学受験までは、
「不採用のご連絡」
みたいなメールなんてもらう機会ないですからね。
当時の私は、
「これ、『あなたは要りません』ってことじゃん・・・」
みたいな感じで、いちいち落ち込んでいましたよ。
2.当時、私が就活で努力したこと
次に、当時、私が就活で努力したことは、
「とにかく必死に先輩からESをかき集めること」
でしたw
今でこそunistyleはESの本数も多いですが、私が就活をしていたときは、そんなの本数がなかったんですよね。
で、さっきお話ししたように、就活は、
「答えがない勝負」
なので、必死に先輩からESをかき集めていました。
「◯◯先輩!就活で使ったESもらえませんか?」
と言いまくっていた気がします。笑
他にも努力したことはあったと思いますが、ぶっちゃけこれが一番効果絶大でした。
ESの型を知れたというのもありますが、一番大きかったのは、
「あ、こんなしょぼいエピソードでもいいんだ」
という感覚(失礼w)です。
これが本当に大きくて、精神的にかなりラクになったのをよく覚えています。
それまでは、
「ES 書き方」
でググって出てきた、すごい実績のESばかりを見ていたので、
「俺、こんなすごい実績とかないよ〜〜」
とか思っていましたが、
「先輩がこれで受かってるなら、俺もいけるやんw」
という、良い意味でナメた考えができるようになりました。笑
3.「焦り」と「不安」で死にそうなあなたへのアドバイス
「周りは就活が終わっているのに、自分は終わっていない・・・」
「内定がゼロかと思うと、精神的に苦しい・・・」
というあなたへアドバイスを送ります。
それは、
「ネガティブシミュレーションをしてみる」
ということです。
あなたが今、怖くて仕方がない、
「内定がゼロだった場合」
のことを冷静に考えてみるのです。
どこにも受からなかった場合、打てる選択肢は、
- 就職浪人(留年)して、良い待遇の会社へ入る
- いったん入りやすそうな会社へ正社員として入り、第二新卒として転職する
- いったん入りやすそうな会社へ正社員として入り、空いた時間でプログラミングスクールに通い、エンジニアとして転職する
といったことが考えられます。
まず、一番手っ取り早いのは、
「就職浪人(留年)して、良い待遇の会社へ入る」
ですよね。
大学によって金額は変わると思いますが、
「無料〜数十万円」
の金額で、
「新卒カードを残したまま、卒業延期」
ということができます。
私の周りでも、
「就職留年して、第一希望の会社へ入った」
という人はいますし、就職浪人してきちんと希望の会社から内定を取った人なんてゴロゴロいますよ。
次に、打てる手は、
「いったん入りやすそうな会社へ正社員として入り、第二新卒として転職する」
です。
この成功例も、私の周りにゴロゴロいます。
「1社目は希望の会社じゃなかったから、1年で転職して希望の会社へ入った」
というケースでした。
入社して数年内であれば、
「第二新卒」
として扱われるので、転職案件なんてゴロゴロありますよ。
次に、打てる手は、
「いったん入りやすそうな会社へ正社員として入り、空いた時間でプログラミングスクールに通い、エンジニアとして転職する」
です。
これも、今ならかなり可能性高いですよね。
別にプログラミングでなくても、
「空いた時間でブログを書き、WEBマーケティング職として転職する」
「空いた時間で動画編集を学び、動画編集職として転職する」
といったこともできますよ。
- プログラミング
- WEBマーケティング
- 動画編集
などは、今後確実に需要が伸びる分野なので、スクールなどに数十万円突っ込んだとしても、余裕で回収できる分野だと思います。
・・・と、まあ、このように、ちょっと考えるだけでも、これだけの打ち手が思いつくわけです。
なので、今あなたは、
「周りは就活が終わっているのに、自分は終わっていない・・・」
「内定がゼロかと思うと、精神的に苦しい・・・」
と焦るかもしれませんが、最悪のことをシミュレーションすれば、意外と怖がるほどのものではないですよ。
「就活に失敗したから、自殺」
とか、一番もったいないですからね。
でくのぼう
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