就活の面接で暗記っぽくならないコツは「感情を入れて話すこと」

「面接の受け答えが、暗記っぽく聞こえてしまう…」
「キーワードや流れだけ覚えているつもりなのに、スラスラ言えているのが逆に不自然…」

というあなたに、

「就活の面接で暗記っぽくならないコツ」

をお伝えします。

1.暗記っぽくならないコツは「感情を入れて話すこと」

結論から言いますが、暗記っぽくならないコツは、

「感情を入れて話すこと」

です。

ちょっと考えてみてください。

なぜあなたの受け答えは、暗記っぽくなってしまうのでしょうか?

・・・・・。

・・・・・。

・・・・・。

それは、

「感情が入っていないから」

です。

逆に考えてみれば、分かりますよね。笑

あなたが面接官だったとして、入社試験を受ける学生が、

「大変だったエピソード」

を話すときに、

「〜〜という問題が生じました。そこで、私は〜〜という対応を取りました。」

とすごく機械的に話していたら、どう思いますか?

「本当に大変だったの?」

と思いますよね。笑

要は、そういうことです。

大変だったエピソードを話すのであれば、

「〜〜という問題が生じたのですが、あのときは本当に大変でした。。正直、どうすれば良いか分からなかったのですが、何とか策を考え出し、〜〜という対応を取りました。」

と感情をこめて話さなければ、相手には伝わりません。

暗記することは全然OKですが、

「感情を入れて話す」

というのを意識して頂ければ、

「面接の受け答えが、暗記っぽく聞こえてしまう…」

という悩みは解決できます。

2.「暗記」は悪いことではない。

「たまに『受け答えを暗記するな』って言われるけど、やっぱり暗記しちゃダメなの?」

と思うかもしれませんが、

「暗記すること自体は、悪いことではない」

です。

むしろ、

「絶対に聞かれる質問に対して、準備していない」

という方がダメです。

営業で言えば、

「商談の前の準備不足」

です。

絶対NGです。

なので、周りのオトナたちに、

「キーワードだけ覚えて、その場で臨機応変に文を考えて」

と言われることもあると思いますが、気にしなくてOKです。笑

暗記すること自体は、悪いことではありません。

そもそも、エピソードを暗記したところで、一字一句違わずに話すのは無理です。笑

どちらにしてもある程度、アドリブになります。

先ほどもお話ししましたが、一番大事なのは、エピソードを暗記した上で、

「感情を入れて話すこと」

です。

3.「良いことを言わなきゃ」と考えない。

今回の話の補足ですが、就活の面接で、

「良いことを言わなきゃ…」

と考えなくてOKです。

そもそも、就活の面接は

「良いことを言えば受かる」

というものではありません。

このブログで何度もお話ししていますが、

面接は単なる「商談」の場

です。

営業の場は、

「良いことを言った人」

が売れるのではなく、

「相手との心の距離を縮めた人」

が売れるのです。

今までに、こんな経験ありませんか?

「洋服屋にブラっと入った。最初は全く買う気がなかったのに、店員さんの接客がものすごく気持ち良かった。店を出る時は、気づいたら洋服を3点も買っていた…」

・・・・・。

・・・・・。

・・・・・。

一度ぐらいは、ありますよね。笑

そのときのあなたは、「店員さんが良いことを言ったから」買ったのでしょうか?

違いますよね。

そのとき、あなたが買ったのは、

「店員さんとの心の距離が縮まったから」

ですよね。

就活も一緒です。

面接官に良いことを言った人が、受かるのではありません。

「面接官と心の距離を縮めた人」

が受かるのです。

だから、極端なことを言えば、

「たどたどしい受け答え」

だったとしても、それによって心の距離が縮まったのであれば、その人は内定します。

逆に、

「ものすごくスムーズな受け答え」

だったとしても、面接官との心の距離が縮まらなかったのであれば、その人は内定しません。

一度、冷静に考えてみてほしいのですが、上場企業の内定者全員が、

「快活で、ハキハキとしゃべる人」

なのでしょうか?

・・・そんなわけないですよね。笑

冷静な人もたくさんいるでしょうし、落ち着いた人もたくさんいるでしょう。

快活でハキハキとしゃべることが重要なのではなく、大事なのは、

「面接官と心の距離を縮めること」

です。

違う言い方をするならば、面接に来た目的が、

「内定を取るため」
「自分の良さをアピールするため」

ではダメということです。

「何としても内定をゲットしたい…」
「何とか自分の良さをアピールしたい…」

というのが目的になってしまうと、その「必死感」が伝わって、

「面接官との心の距離」

は一向に縮まりません。

そして、面接官との心の距離縮めるためにも、

「感情を入れて話すこと」

が重要になってくるのです。

       

でくのぼう


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