畑違いの学部、学科ならではの質問、企業選び(業界選定後)について

お世話になります。

でくのぼうさんの記事を読み、実践していく中で、現在2社、最終面接まで進むことができました。

今後も引き続き活動を進めていきたい所存です。

記事を読み、選考に進む中で、自身が疑問に思ったことかつ、他に同じような内容で困っている方も見かけたため、質問をさせていただきたく思う事項があります。

私は外国語学科で英語を専攻しているのですが、自分の場合、職種ならば間接部門、会社ならば、海外売上比率の非常に低い会社を志望した場合、40%くらいの確率で、「英語を活かせる業界、職種を考えなかったのか。」という質問を頂くことがありました。

(だいたいこれを聞かれたところは落ちているように思えます。)

学部を選んだ理由については、「運用能力の向上ではなく、英語学(言語学)への関心が今の学部を志望した動機であったこと」を話せるのですが、それでは上記の質問に対する答えとして、会社にとっての利益性につながらない点で薄いように思えます。

また、「英語を話すことはできないため」などと言った日には、「惰性で物事に取り組んでいる」との印象を与えうるリスクも認識しております。

そこで、でくのぼうさんが畑違いの分野である化学メーカーを志望した際に、この手の質問にどう答えたか、あるいは、今までに聞かれた経験がなければ、この手の質問にでくのぼうさんならどう回答を用意するかをお聞かせいただけますでしょうか。

ご回答をお待ちしております。

 

 

 

◯◯様

こんにちは。でくのぼうです。

ご連絡頂きまして、ありがとうございます。

でくのぼうさんの記事を読み、実践していく中で、現在2社、最終面接まで進むことができました。

とのこと、おめでとうございます。

◯◯様の努力の成果ですね。

ただ、最終面接の合格率は「約50%」と言われているので、最後まで油断しないようにしましょう。

そして思うような結果でなかったとしても、

「合格率は半分だから、まあ仕方ないか」

とあまり落ち込まないようにしてくださいね。

(すみません、余計なお世話ですね。笑)

さて、ご質問の件に回答させて頂きます。

「なぜ畑違いの化学メーカーを志望したのですか?」

という質問に対して、私がどのように答えていたかということですね。

私の例で言うと、出身学部は「法学部」です。

なので、質問されるパターンとしては、

「何で法学部なのに、弁護士にならなかったの?」

という問いでした。

この問いは要するに、

「何で他の業界じゃなくて、ウチの業界なの?」

とほぼイコールなので、

「確かに大学受験当時は、弁護士になるという選択肢も考えました。ただ、法律を勉強したり、◯◯(エピソードトーク)という経験をする中で、私の強みは『人の信頼を勝ち取ること』だと気づきました。もちろん弁護士でもその能力は活かせるかもしれません。しかし、私は営業職の方が、自分の強みを活かし、御社を含めた企業へ貢献できると考えたため、弁護士ではなく営業職として働きたいと思っております。」

みたいな感じで答えていました。

ちなみに、実際は弁護士になる気はサラサラありませんでした。笑

ただ単純に偏差値順に、上から受けただけです。苦笑

◯◯様ならご存知だと思いますが、論文などで人を納得させる上で、

「確かに〜〜だ。しかし〜〜」

といったん同意した上で、主張をした方が、聞き手は説得力を感じるので、若干(?)の脚色を加えておりました。笑

なので、私が◯◯様の立場であれば、

「英語を活かせる業界、職種を考えなかったのか?」

という質問が来た場合、

「確かに就職活動を始めた当時は、英語力を活かせる仕事を探しておりました。しかし、自己分析を行う中で、◯◯(エピソードトーク)という経験も踏まえると、私の強みは英語力よりも、『◯◯(◯◯様の強み)』であると気づきました。そして、この強みを活かすには、◯◯(間接部門の名前)として働くことが一番だと考えたため、◯◯(間接部門の名前)の職種を志望しております。」

みたいな感じで答えると思います。

共通するのは、

「◯◯(法律や英語力)よりも、◯◯(自分の強み)を活かせるのはこの職種だから、畑違いでも応募している」

という論法です。

そして、この論法の根底に流れるのは、

「あなたはウチにとって、何の役に立つの?」

という最も重要な問いです。

面接官がどんなに変な質問をしてきたとしても、抽象度を上げれば、聞いているのは、

「あなたはウチにとって、何の役に立つの?」

です。

「その学部を選んだ理由は?」

という質問に対しては、

運用能力の向上ではなく、英語学(言語学)への関心が今の学部を志望した動機であったため

でまったく問題ないと思いますが、

「英語を活かせる業界、職種を考えなかったのか?」

という質問に対しては、

「英語力よりも、自分の強みは◯◯であり、それを活かせるのはこの職種だから、畑違いでも応募している」

と答えた方が、面接官の印象はかなり良いと思います。

特に最終面接になると、

「将来のビジョンは?」
「座右の銘は?」

といった、訳の分からない質問が飛んでくると思いますが、面接官が発する全ての質問は、

「あなたはウチにとって、何の役に立つの?」

を意味していると考えれば、変な答えにはならないと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

よろしくお願いいたします。

でくのぼう

       

でくのぼう


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