就活の面接で緊張するのは、良いところばかり見せようとするから。

「面接で完璧に言おうとして、緊張してしまう・・・」
「真剣さや誠実さを見せようとして、余計なことまで言ってしまう・・・」

と悩んでしまう理由は、

「あなたが良いところばかり見せようとしているから」

です。

1.就活の面接で緊張するのは、良いところばかり見せようとするから。

就活の面接って、緊張しますよね。

私もいまだに面接っぽい場では、緊張してしまいますが、緊張のすべての原因は、

「良いところばかり見せようとしているから」

です。

これは、もう間違いなくそうです。

たとえば、ピアノの発表会を思い出してください。(スポーツの試合とかでも良いです。笑)

ピアノの発表会とかも、めちゃくちゃ緊張しますよね?

それはなぜかといえば、

「間違ってしまったら、どうしよう・・・」(良いところを見せたい)

という思いがあるからですよね。

でも、

「間違ってもOK、楽譜が頭から飛んだら1小節で終わってもOK」

という状態だったら、緊張しないですよね。

つまり、緊張のほとんどの原因は、

「良いところを見せたい」

という思いから来ているというわけです。

2.「面接官との距離を縮めること」を目的にしないといけない。

この話を聞いて、あなたは、

「いやいや、面接なんだから、良いところを見せないとダメでしょ」

と思うかもしれません。

もちろん、それはおっしゃる通りなんですが、

「考え方」

を少し変えてほしいんです。

今、あなたの中では、

面接=「自分の良いところをアピールすること」

と考えていると思うんです。

でも、本当は違うんです。

本当は、

面接=「面接官との距離を縮めること」

なんです。

それは、なぜかというと、

営業=「担当者との距離を縮めること」

だからです。

私は、ブログとメール講座で常々、

「就活は営業である」

ということを言っています。

で、ここからが重要なのですが、

営業=「商品を売ること」

と考えている人が多いんですが、実は違います。

本当は、

営業=「担当者との距離を縮めること」

なのです。

私の尊敬している営業マンが、昔、こんなことを言っていました。

営業において、

「商品を会社に売りこむこと」

が、営業に来た目的になってはいけない。

  • 仕入れ担当者
  • 決裁を持っている人間

と仲良くなって、

「子どもの写メを自慢させる関係を作ること」

が、会社に赴いた目的なんだ。

それができれば、何だって売れる。

これって、就活の面接でもまったく同じことが言えると思いませんか?

就活の面接において、

「自分の良いところをアピールして、内定を取ること」

を目的にしてはいけないんです。

なぜなら、

「良いところを見せようとして、緊張してしまうから」

です。

ですが、

「面接官と仲良くなって、子どもの写メを自慢させる関係を作ること」

を目的にしていれば、緊張しないですよね?

緊張したとしても、

「良いところをアピールできなかったら、どうしよう・・・」

という気持ちにはならないですよね?

だって、

「面接官との距離を縮めること」

を目的にしているわけですから。

3.汎用品の営業は「雑談50分、商談10分」

以前勤めていた化学メーカーの汎用品営業の部署では、

「雑談50分、商談10分」

とよく言われていました。笑

これはどういう意味かというと、先ほど言った、

営業に来た目的は「商品を売ること」ではなく、「担当者との距離を縮めること」

ということです。

あなたの周りで、

「コミュ力だけで内定を取っている人」

っていますよね。

その人はなぜ内定を取れるのかというと、

「自分のアピールが上手いから」

ではありません。

「面接官との距離を縮めるのが上手いから」

です。

「コミュ力だけで内定を取っている人」

を見て、あなたが、

「何であんな、サークルでチャラチャラ遊んでただけの人間が・・・」
「あんなコミュ力しか能のないやつが・・・」

と思う気持ちも分かります。

ですが、そういう人の「良いところ」を盗んでいきましょう。笑

彼らは、

「面接官との距離を縮めること」

が上手いのです。

「自分の良いところをアピールしなきゃ・・・」

と考えるのではなく、

「どうすれば面接官と距離を縮めることができるだろう・・・」

と考えているから、緊張しないのです。

今回の話をまとめると、

  • あなたが面接で緊張するのは、「良いところばかり見せようとしているから」
  • 面接の目的を「面接官との距離を縮めること」に設定すれば、緊張しなくなる

です。

       

でくのぼう


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