就活の漠然とした不安を解消するには、受験企業リストを作ると良い。

就活シーズンになると、

「なぜか分からないけど、不安で胸が押しつぶされる…」

という気持ちになりますよね。

気持ちはよく分かりますよ、私も通ってきた道なので。苦笑

そんなあなたに、私が強くオススメしたいのが、

「受験企業リストを作る」

ということです。

1.受験企業リスト、作っていますか?

就活にまつわる不安というのは、すべて元をたどると、

「自分の現在地を見失う」
「自分の立ち位置を客観視できなくなる」

というところに行き着きます。

「ゴールがどこにあって、あとどれぐらい努力すればたどり着くのか?」

が分からないから、不安で胸が押しつぶされそうになるわけですね。

では、自分の現在地を見失わないためには、どうすれば良いのか?

それは、

「紙に受験企業リストを書き出すこと」

です。

  • 自分は今、何社の企業を受験しているのか?
  • それぞれの選考の進み具合はどれぐらいなのか?

が一目見て分かるようなリストを作ると良いです。

本当にオススメです。

就活の不安を吹き飛ばすには、いったん悩みをすべて紙に書き出してみること。

の記事でもお話ししたんですが、漠然とした不安って、紙に書き出すとだいぶ落ち着きますよ。笑

↑こんな感じで、

「今、自分の就活はどれぐらい進んでいるのか?」

が分かるシートを作りましょう。

紙でも良いですし、Excelでも良いです。

(「Excel持ってないよ!」という場合は、Googleが無料で提供している「Google スプレッドシート」を使うと良いですよ!私が上で作った表は、「Google スプレッドシート」で作成しています!)

「いや、紙に書いたところで、就活でゴールまでの距離を測るなんて無理でしょ…」

と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

営業の世界では、基本的に、

「お客さんの数」×「成約率」

でだいたいの売り上げが決まります。

就活でも同じように、

「受ける企業の数」×「倍率」

でだいたいの内定数が決まります。

倍率40倍の会社ばかりを受けるのであれば、受ける企業の数は40社で済みます。

倍率100倍の会社ばかりを受けるのであれば、100社は受けないと内定は出ない計算になります。

つまり、作成したシートにきちんと「倍率」を入れておけば、

「自分は何社受ければ良いのか?」

というのが分かるわけです。

(「自分が受ける企業はすべて倍率が分からない!」という場合は、「40社受けて1社内定」という計算でエントリーすると良いと思います。)

このように、紙に書き出すだけで

「就活特有の漠然とした不安」

というのは、かなり解消されます。

2.営業マンは必ず顧客リストを作っている。

なぜこれほどまで、

「受験企業リストを作れ!」

と言うのかというと、

「営業マンは全員作っているから」

です。

(作っているというより「作らされている」の方が近いかもしれないですが。笑)

営業職として働いた場合、必ず、

  • 担当のお客さん
  • その月の数量・売上・営利(または限利)
  • 次月見込み数量・売上・営利(または限利)
  • 前年に対してどれぐらいだったか?

というのがズラッと書かれた資料を、Excelで作成することになります。

そして、その資料を使って、社内の会議で発表することになります。

「自分の担当のお客さんは自分で覚えているので、表にはしていません」

と言った日には、

「じゃあ、今すぐやれ!」

と怒られてしまいます。笑

「就活は営業である」

というのが、このブログで伝えたい一番のメッセージなのですが、営業であるならば、

「受験企業リストを作る」

というのは、絶対にやるべきです。

3.リストを作らないと、不安だけが頭をよぎる。

あなたのメンタル的なところからお話しすると、

受験企業リストを作って、進み具合が見えるようにしないと、不安だけが頭の中をぐるぐるよぎってしまいます。

就活で何が一番エネルギーを浪費するかというと、

「目の前の結果に一喜一憂してしまうこと」

です。

「あ!ES通った!嬉しい!」
「あぁ…また、面接お祈りされた…」
「お!最終面接の通知来た!」
「あぁ…最終で落ちた…」

とか、そういうやつですね。笑

これは、本当にエネルギーをムダにしますよ。

そもそも内定して入社できるのは1社だけなので、何社も内定を取る必要はありません。

短期的な成果ではなく、

「長期的な目線」

で考えないと、就活は本当に疲弊します。(就活というか、営業全般でそうです。)

ぶっちゃけた話をしてしまえば、

「あ!ES通った!嬉しい!」
「あぁ…また、面接お祈りされた…」
「お!最終面接の通知来た!」
「あぁ…最終で落ちた…」

とか、そういう短期的な成果はあまり気にしなくて良いんです。

「39社落ちても、最後の1社で内定が取れればOK」

という世界です。(実際は39社立て続けに落ちるなんて、ありえないですけどね。苦笑)

こうやって考えられるのも、リストを作って、倍率をそれぞれ調べて、

「40社受けて、1社内定が取れるという計算か…」

と計算しておくからこそ、冷静でいられるのです。

就活をやっていると、

「ああ〜!もう何が何だか分からない!!」
「泣きたい!!死にたい!!」

という気持ちになってしまうのは、よく分かるのですが、ここはいったん落ち着いて、

「受験企業リストを作る」

というのをやってみてください。

だいぶ心が落ち着くのが、分かるはずです。

       

でくのぼう


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