就活の面接を受けていくと、
「自分を偽りたくない…ウソをつきたくない…」
「志望動機なんてないのに、無理やり考えたくない…」
という思いにかられるかと思います。
私も同じような思いをしたことがありますので、今回は、
面接で自分を偽ることの「罪悪感」に対する考え方
についてお話しします。
1.「偽る」ではなく「一部分を見せる」と考える。
結論からお話ししますと、
「偽る」ではなく「一部分を見せる」
と考えると良いです。
「あなた」という人間は、一言で言い表すことはできないはずです。
そして、TPOによって「いろいろなあなた」を使い分けていると思います。
- 家族の前でのあなた
- 小学校からの友達の前でのあなた
- 中学校からの友達の前でのあなた
- 高校からの友達の前でのあなた
- 大学からの友達の前でのあなた
- バイト先でのあなた
- ゼミの中でのあなた
は、すべて違うはずです。
すべて違いますが、それらは「偽り」ではないはずです。
「あなた」という膨大なかたまりの中の「一部分」のはずです。
就活でも、同じように考えてみてはどうでしょう?
確かに、自己PRや志望動機を言うときは、
「本心100%」
ではないときの方が多いでしょう。
ですが、それは「本心0%」でもないはずです。
わずかばかりは、「その気持ち」があるはずです。
であれば、
「私は自分すべてを表現しているのではなく、一部分を見せているだけだ」
と考えられますよね?
そうやって、考えることで、
「自分を偽りたくない…ウソをつきたくない…」
「志望動機なんてないのに、無理やり考えたくない…」
という罪悪感にかられることは、かなり減るはずです。
2.就職は「お金を得る手段の一つ」に過ぎない。
そもそも論になりますが、就職というのは、あくまで、
「お金を得る手段の一つ」
に過ぎません。
あなたの「人生」を彩るものの中で、
「ものすご〜〜〜〜く小さい一部分でしかない」
ということを忘れていませんか?
先日、ジョーブログのジョーさんが動画で、
日本だと、
「Youtuber」=「素人に毛が生えた有名人」
だと思われるけど、アメリカだと、
「ビッグビジネス!」
「すごいな!お前は!」と評価される。
と語っていました。
これは、多くの日本人が、
「正社員としてお金を得ること以外、普通ではない」
と考えているということですよね。。
私は、あなたに、
「就活なんかで、心を痛めてほしくない」
と思っているので、就活をしていく上では、
就職は、あくまで「お金を得る手段の一つ」に過ぎない
というのを心のどこかに持ってもらいたいです。
それぐらいドライに考えていた方が、絶対に良いです。
3.武井壮「悩んでも良いけど、とりあえず頑張る」
以前、武井壮さんが出演しているラジオで、こんな相談がよせられていました。
私は小学2年生から高校卒業まで、野球をしていました。
自分で言うのも何ですが、あの頃は夢を持って、毎日が輝いていました。
今は「理学療法士」という資格を取れる学校に行っています。
3月に国家試験があり、4月からは働くことになります。
周りのみんなは、当然就職も決まっています。
私も、
「スポーツに関わるリハビリがしたい」
と見学へ行き、試験を受けましたが、思うようにはいきませんでした。
「焦り」
「本当にこの仕事で良いのだろうか?」
「ものごとがうまく進まない状況」になると、すぐに考えてしまいます。
きっと、
「自分の意志が本気じゃないから」
だと思います。
国家試験は1ヶ月後。
4月からはみんながスタートすると思うと、
「自分は何をやっているんだろう…」
と考えてしまいます。
とりあえず、国家試験は頑張ります。
この悩みに対して、武井壮さんはこう答えてました。
良いじゃないですか。
とりあえず、「国家試験」頑張りなさいよ。
本当にね、若者たちに言いますけど、
「とりあえず頑張る」
をしなさすぎだから。
俺は、本当にそう思うよ。
こんなの、悩んでいても良いですよ。
「俺、本当に理学療法士で良いのかな?」
「俺、本当にこの職場で良いのかな?」と、悩むのは、どんどん悩みなさい。
ただ、やらなきゃいけないことは、誰よりも頑張りなさいよ。
この人多分ね、
「受からないかもしれないな」
っていう弱気が出ていると思うんだよね。
一つ目指したらものがあるんだったら、とにかく「国家試験」に通りなさい。
それすらも達成できないと、次も不安になりますから。必ず。
「俺、またダメなんじゃないかな?」
って思いますから。
俺は、
「とりあえず頑張りなさい」
しか言えないです。
これは、本当にその通りですよね。
「自分を偽りたくない…ウソをつきたくない…」
「志望動機なんてないのに、無理やり考えたくない…」
という悩んでしまうのは、仕方ないことですし、たくさん悩んだ方が良いと思います。
ですが、
「偽る」ではなく「一部分を見せる」
という視点を持って、
「とりあえず、やってみる」
という意識で取り組むと、だいぶ心がラクになるかと思います。
もし本当に「罪悪感」に押しつぶされそうになったら、私のように
「一度会社を辞めて、自分が進みたい道に行く」
というのもアリではないでしょうか?
そんな感じで、ある程度「ドライ」に考えてみてはどうでしょうか?
でくのぼう
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