就活において、完璧主義が一番ヤバいです。
ムダな努力が一気に増えてしまうので、お気をつけください。
1.完璧主義はヤバい。特にES。
就活において、完璧主義は「ヤバい」です。
なぜヤバいのかというと、
「ムダな努力がめちゃくちゃ増えるから」
です。
どこで増えるのかというと、
「ESの作成」
です。
完璧主義な人がESを出そうとすると、どうなるかというと、
「こんな出来の悪いESは出せない…もう間に合わないから、この会社にエントリーするのはやめよう…」
と、エントリーすること自体をやめてしまうのです。
これが、一番やってはいけないことです。。
当たり前のことですが、
「そのESが良いかどうか」
というのは、あなたが決めることではありません。
「企業の採用担当が決めること」です。
何が言いたいかというと、あなたが、
「こんな出来の悪いESはダメだ…」
と思っている内容でも、企業の採用担当からすれば、
「この子は良さそう」
と思う可能性が十分あるということです。
分かります?
あなたも面接が始まれば分かりますが、
「え?こんな話が、面接官に刺さるの?」
という経験をこれからたくさんするはずです。
面接官に何の話が刺さるかというのは、こちらでは全く予想できないのです。
だからこそ、
「とりあえず話してみる」
「とりあえずESを出してみる」
という姿勢がめちゃくちゃ大事なのです。
あなたは、
「リーンスタートアップ」
という言葉を知っていますか?
リーンスタートアップとは、
「コストをあまりかけずに最低限の製品やサービス、試作品を作って顧客の反応を見る」
という起業手法です。
こういう言葉があることからも、
「こんなESじゃダメだ…」
と一人で考えていないで、自分の中で出来が60%でも良いので、とりあえず企業に提出しましょう。
練習で受ける企業であれば、落ちても痛くもかゆくもないはずです。
そうやってESを試しに出してみて、
「どんなESだと通るのか?」
「どんなESだと通らないのか?」
というフィードバックを活かしていくのです。
2.「ムダな努力をしないため」に面接を受ける。
「『とりあえずESを出してみる』という姿勢だと、やることが増えすぎない?」
と思うかもしれませんが、「逆」です。
早くたくさんフィードバックをもらうことによって、
「ムダな努力が減る」
のです。
あなた就活でムダな努力を避ける上で重要なのは、
「自分の強み・弱みを早く知る」
ということです。
このブログで何度もお話ししていますが、自分の強みや弱みというのは、他者を通してしか理解できません。
もっと簡単な言葉で言うなら、
「面接を受けないと、自分の強みや弱みがわからない」
ということです。
面接を受けて、おじさんの表情を見ながら、
「ああ、こういう話は受けるのか」
「こういう話はあまり受けないのか」
というフィードバックを得ない限り、自分の強みや弱みを知ることはできません。
自分の頭で考えた強みが、まったく強みとして機能しないことはよくあります。
逆に、自分では弱みと考えていたことが、強みになることもよくあります。
相手の目の前に出してみないと、何も分からないのです。
3.「本番の面接を受けること」は何にも勝る。
- 自己分析
- 説明会めぐり
ももちろん大事ですが、就活において最も重要な行動とは、
「本番の面接を受けること」
です。
それ以外はおまけの作業です。
特に、
- 自己分析
- 説明会めぐり
の2つは「就活をやってる気分」になってしまうので、かなり危険です。
軍隊ではまず最も重要な敵を定め、その敵に向かって総力を上げて攻撃します。
同じように、
「本番の面接を受けること」
に狙いを定めて、他は手を抜くべきです。
「全部手を抜かないのが一番良いんじゃない?」
と思うかもしれませんが、違います。
重要なところ以外の手を抜くことによって、一番重要な部分へ集中できるのです。
模擬面接ばかりしていては、もったいないです。
自己分析ばかりしていは、もったいないです。
「受かっても絶対行かない」
という企業で良いので、今すぐに面接を受けることをオススメします。
最後の最後の志望企業の面接に、本調子にすれば良いのです。
それまでの面接はすべて落ちても何も問題ありません。
「本番までの練習台」
と割り切って、今すぐ面接を受けて、フィードバックをたくさんもらうことをオススメします。
でくのぼう
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