就活を早く終わらせたいなら、競争率の低い優良企業探しに全力を注げ。

「就活を早く終わらせたい……」
「ブラック企業はイヤだけど、できればラクに終わらせたい…」

と思うなら、就活テクニックを磨くよりも、

「競争のぬるい優良企業を探すこと」

に力を入れた方が「圧倒的にラク」できますよ。

1.就活で疲弊する原因第1位:倍率の高い企業ばかり受ける

もうこれは間違いなく言えることですが、就活で疲弊する原因第1位は、

「競争の激しい人気企業ばかり受けること」

です。

こんなことを言ったらアレかもしれませんが、

「学生人気企業ランキングに載っている会社って、ほぼブラック」

ですよ。

例えば、この人気企業ランキング↓

キャリタス就活2019『発表!2019年卒の就活生が選ぶ人気企業とは?〜就職希望企業ランキング:総合編〜』
https://job.career-tasu.jp/2019/guide/study/ranking/

を見てみると、

JAL、伊藤忠商事、ANA、三菱UFJ銀行、トヨタ、三菱商事、サントリー、東京海上日動火災保険、資生堂、JR東日本、ソニー、三井物産、アクセンチュア、三井住友銀行、明治、日本郵政、日立製作所、みずほ銀行、デンソー、JR東海、三菱電機、キリン、三井住友海上火災保険、パナソニック、味の素、野村證券、野村総研、、、

といった様子ですが、だいたいどこも

「働いたら大変そうな会社ばかり」

ですね。苦笑

  • 銀行・保険「ノルマやばい・パワハラひどい」
  • 食品・飲料メーカー「スーパー・レストランへ拝み倒す勢いで営業&接待攻勢」
  • 総合商社「超激務&そもそも倍率異常」

という感じです。

就活生で、広告代理店を目指す人が多いと思うんですが、実態を分かった上で受けると良いと思います。

電⚪︎・博⚪︎堂の一番の仕事は、

「莫大な広告費を使ってくれる企業の、社長のご子息・ご令嬢をいかに人質として入社させておくか」

です。

「あいつは、電⚪︎にコネで入社した!」
「あの子は、博⚪︎堂にコネで入社した!」

と、騒ぐかもしれませんが、電⚪︎からしてみれば実力で優秀な人材を取るより、コネ入社させた方がすぐに売り上げが立ちます。

コネ入社の社員にいくら給料を払うのか分かりませんが、額面年収1000万円として、会社が払うのが税金含め2000万円だとしても、

「年間2000万円のはした金で、1億円の受注が確定」

ということになります。

8000万円の儲けです。下請け、孫請けにめちゃ安い単価で外注すれば、儲けのほとんどは自社に残ります。そういうビジネスモデルです。

話がそれましたが、

学生人気企業ランキングに載っているような会社ばかり受けると、間違いなく就活は疲弊します。

なぜなら、

「競争が激しすぎるから」

です。

営業で言えば、

  • 価格が安いわけではない
  • 製品の品質が良いわけでもない
  • 納期も特別早いわけでもない
  • 容器が特別良いわけでもない

というなーーんにもない手ぶらの状態で、

「月間使用数量◯◯トン」

みたいな大口の顧客を狙いにいくようなものです。

狙いにいくのは悪いことではありませんが、

「戦いでリソースを使いまくって、疲弊する覚悟」

が必要になります。

2.必死になるべきは「競争のぬるい優良企業を見つけること」

私のオススメは、

「競争のぬるい優良企業を見つけること」

です。

世の中、企業って星の数ほどあるわけです。

東証一部に上場している会社に絞っても、

「2000社」

もあるんです。

何が言いたいかというと、

「そんな倍率高いところばかり狙わなくても、競争のぬるい優良企業を狙った方が良いんじゃない?」

っていうことです。

ものすごく分かりやすく言えば、あなたが「普通の水」を売りたいとして、

「毎日新鮮な水が湧き出る井戸を持っている人に売るのと、砂漠で喉が渇いて死にそうな人に売るのと、どっちが簡単ですか?」

という話です。

就活でおきかえれば、

「砂漠で喉が渇いて死にそうな人を見つけること」→受ける企業選び
「この水いかがですか?この水は他の水と違って、こんなに良いんですよ!あなたもこの水を飲めば・・・」→就活テクニック

です。

・・・・・。

どちらに力を入れた方が良いかは、すぐ分かりますよね。

就活生は血眼になって、

  • 面接テクニック
  • 自己PR
  • 志望動機

に磨きをかけようとしますが、一番インパクトがデカいのは、実はそこではありません。

就活でラクをしたいのなら、

「砂漠で喉が渇いて死にそうな人を見つけること」

の方が重要です。

学生に人気企業ランキングの正しい見方は、

「ああ、こういうところが倍率高いのか。じゃあ、ここに載っている企業はすべて受けないようにしよう」

です。

人格が否定されたとか、私は社会に必要とされてないとか、そういう話の前に、そういう倍率の高い会社は、

「競争倍率が高すぎて、入れる方が奇跡」

という話なのです。

3.「離職率低いランキング」だけでも、300社もある

「じゃあ、競争のぬるい優良企業って、どうやって見つければ良いの?」

という話になりますが、私は、

「離職率の低い企業ランキングを参考にすること」

をオススメしています。

例えば、

東洋経済「新卒の『3年内離職率』が低い300社ランキング」
https://toyokeizai.net/articles/-/215685?page=4

というランキングを見てみましょう。

試しに、1位タイの企業を並べてみましょうか。

日本新薬、安川電機、任天堂、森永乳業、アサヒグループホールディングス、三井金属、ニチアス、UACJ、コクヨ、応用地質、コーセー、三菱地所、三井不動産、石油資源開発、日東工業、キッツ、日新電機、アンリツ、ティラド、丹青社、札幌臨床検査センター、日本パーカライジング、津田駒工業、理研計器、日阪製作所、オリジン電気、田辺工業、

・・・・・。

どうでしょう。

あなたが聞いたこともない会社がけっこう多くないですか?

「え?この会社、何やってる会社?」

というのが多くないですか?

ちなみに、ここに挙げっている企業は、

「社会人であればほとんど知っている有名企業」
「それぞれの業界内で知らない人はいない、有名企業」

ばかりです。

学生の人気企業ランキングは、要は「知名度」ランキングです。「CMをバンバン売っている会社」ランキングです。

本当に働きやすい会社を見つけたいのであれば、「離職率」といった指標をチェックした方がずっと良いですよ。

繰り返しになりますが、

就活で疲弊しないかどうかは、面接の上手さで決まるのではありません。

「どの会社を受けるか?」

で決まります。

「そもそも競争のヌルい企業を選ぶことがどれだけ重要か」

という話です。

       

でくのぼう


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