「エントリーシートは通っても、面接ではことごとく落とされてしまう…」
というとき、どうしても、
「自分はやっぱりコミュ力がないからなぁ…」
という気持ちになってしまと思いますが、全然違いますからね。
就活生のあいだで言われる「コミュ力」なんて、全然必要ありません。
「コミュ力がない」ということと、「面接慣れしていない」ということをゴッチャにしていませんか?
1.「コミュ力ない」ではなく「面接に慣れしてないだけ」では?
「自分はやっぱりコミュ力がないから、ESは通っても面接ではことごとく落とされる…」
「緊張して、弱気な感じで面接に臨んでいるから、落とされるのかな…」
というあなたに言いたいのは、
それって「コミュ力ない」ではなく「面接に慣れしてないだけ」では?
ということです。
たぶん、今あなたの頭の中には、
「大きな声で、自信たっぷりに、ハキハキと喋らなければいけない」
「コミュ力が高いように見せないといけない」
というイメージがあると思うんです。
でも、安心してください。
それ、全然違いますから。
就活生って、要は「自分を売るセールスマン」じゃないですか。
営業マンですよね。
で、営業マンは、
「大きな声で、自信たっぷりに、ハキハキと喋らなければいけない」
「コミュ力が高いように見せないといけない」
とダメなのかっていうと、全然違うんですよ。
むしろ、
「はい!で、ですね!」
「〜〜という商品は非常に〜〜なんですよ!」
と、まくし立てる営業マンは、お客さんから嫌われます。苦笑
だって、想像してみてください。
大きな声で、自信たっぷりに、ハキハキと営業されたら、暑苦しくないですか?
いや、もちろん入室のときの挨拶のときは、大きな声で、自信たっぷりに、ハキハキと挨拶しないとダメですよ。
でも、実際に会話をしているときは、別にみんながみんな
「コミュ力の高いお笑い芸人」
にならなても良いわけです。
2.優秀な営業マンは相手にしゃべらせる
「優秀な営業マンは、お客さんにしゃべらせる」
って聞いたことありませんか?
あれ、本当ですよ。
私が化学メーカーで営業をしていたとき、営業成績がダントツの上司がいたのですが、彼は全然しゃべっていませんでした。
もちろん、商談の最初はしゃべっているのですが、途中からはお客さんが
「うちは月に1回テーマあげないといけないから、きついんですよね〜笑」
「何か面白い素材ないですか?」
と、お客さんがしゃべっていました。
そして、その上司が、
「それなら、こういうのはどうですか?これなら、こういう効果もありますよ」
と、最後にサラッと紹介して終わり。
「じゃあ、500gサンプルください」
と言われて、後日サンプルを送付し、その後採用。
みたいなケースが多かったです。
ここで学んだことは、
- 製品知識は圧倒的でなければいけない
- お客さんにしゃべらせれば、採用は決まる
という2点です。
「え〜でも、就活で面接官にしゃべらせるって無理じゃない?」
と思うかもしれませんが、可能です。
最終面接に近づくと、面接官って、
- 人事部長
- 営業部長
- 役員
っていう人が担当しているケースが多いわけです。
さっき、私は、
「製品知識が圧倒的でなければいけない」
と言いましたが、就活の場合は、
「相手企業の知識」
のことです。
受ける企業の知識は、他の就活生よりも圧倒的に知っていないとダメなんです。
「この学生は、本気で入りたいんだな」
と思わせないとダメなんです。
あ、あと、すごい良いこと教えます。
- 人事部長
- 営業部長
- 役員
とか、このクラスのおじさんに、
「御社の社史を勉強したんですが・・・」
と言って、勉強した知識を少ししゃべってみてください。
めちゃくちゃ喜ばれますよ。笑
そして、さっき、
「お客さんにしゃべらせれば、採用は決まる」
と言いましたが、
「御社の社史を勉強したんですが・・・」
と言った後は、面接官のおじさんたちが喜んでしゃべってきます。
「よく勉強したなw」
「俺より詳しいよ。笑」
と、ベラベラしゃべってきます。
ベラベラしゃべってくるということは・・・
そう、「採用が決まる」ということですね。
3.面接中に言葉が出ないときは・・・
最初の話に戻りますが、あなたは今、
「丸暗記しても、面接で聞かれることの多い質問でも、言葉が出てこず、途切れ途切れ、不自然になってしまう…」
と不安になっていると思いますが、それはただ、
「面接に慣れていないだけ」
です。
就活の面接では、
「一発本番で言いたいことをわかりやすくアピールできる」
と思っている人が多いですが、就活の面接って要はプレゼンと一緒ですからね。
練習しないと、上手くならないですよ。笑
だって、営業マンが実際に一人で商談をするまでに、どれぐらい営業の練習をすると思いますか?
めちゃくちゃするんですよ!!
しかも、怒られながら。笑
それだけ、練習して、練習して、練習して、初めて商談に行けるんです。
だから、
「自分はコミュニケーション能力がないから、ダメなんだ…」
とか思う必要、全然ないですよ。
常々言ってますが、受かっても落ちても痛くないベンチャー企業で、とにかく面接の練習を重ねることで、絶対にあなたは面接がうまくなります。
でくのぼう
「実績も何もない…」というあなたが、最短で上場企業の内定を取るためのメール講座