就活をしていると、
「急に自分が何をするべきか、どこへ向かうべきか、分からなくなった…」
ってなることが多いと思うんです。
そんなときは、
「やりたいことが見つからないっていうのは、当たり前のこと」
という考えを持つと、精神的にだいぶラクになりますよ。
1.やりたいことがないのは、当たり前
就活で、
「自分のやりたいことが分からない…」
「自分が何をしたいかが見えない…」
と悩んでしまうと言うことは、裏を返せば、
「周りの人たちは、みんなやりたいことが明確にあるはずだ」
と思っているということですよね?
確かに、就活では、ESや面接で、
「あなたのやりたいことは?」
「あなたの人生の軸は?」
と聞かれるわけですが、面接官のおじさんだって、いざ聞かれてたら絶対答えられないですよ。笑
何が言いたいかというと、
「みんな、やりたいことなんて明確に分かっていない」
ということです。
- とりあえず、目の前の仕事をしている
- 何となく、今の仕事を続けている
という人がほとんどですし、それで良いと思います。
東進ハイスクールの林修先生は、以前番組で、
「ボクは教えることが天職なんです!」
なんてやる気満々で入ってくる先生にかぎって、本当に授業ヒドいんですよ。
見えてなんですよね。
臨機応変にできないんですよ。
と言っていましたが、その通りですよね。
あまりにもやる気のある人は、視野が狭くなってしまって、良いパフォーマンスが発揮できません。
あなたも昔、経験ありませんでしたか?
部活で、
「やる気あります!!」
と意気揚々と入ってきた新入生が、すぐに辞めていった経験。
・・・ありますよね?笑
それと一緒です。
就活で、無理してやりたいことを見つけなくても良いんですよ。
「これだけは嫌だわ」
っていう、本当にやりたくないことリストだけ作って、後はその条件に当てはまらない会社の内定を取っていけば良いんです。
私は化学メーカーの営業をしていましたが、
「おれは本当に過酸化水素が売りたいのだろうか?」
「自分は、化学メーカーの営業が転職なんだろうか?」
なんて考えていたら、仕事にならないですよ。笑
2.やりたいことはどうせ変わる
あと、あなたに強くお伝えしたいのは、
「やりたいことはどうせ変わる」
ということです。
武井壮が、以前ラジオで
「とりあえずワーホリ行こうか」
っていうの、それで良いと思ってて、21〜22でね、自分自身が確立できてて、本当にやりたいことが見つかっている人なんて、本当に1割未満だと思うよ。
むしろ、もっと少ないんじゃないかなと思う。
例えば、その頃に思ってた、
「よし、この企業に入ってこんな活躍するぞ」
なんて思ってることも、ほとんどの人が変わると思うしね。
より社会が分かってくるわけじゃん?
そしたら、絶対やりたいこと変わるし、見つかっていくと思う。
と言っていましたが、まさにその通りです。
「食品会社でマーケティング部門に入って、こんな仕事したいな」
「こんなスキルを身につけて、転職して外資系メーカーでバリバリ働きたいな」
など、今あなたにはいろんな願望があると思いますが、3年後、その願望は必ず変わります。
「必ず」です。
武井壮の言うように、会社に入って働き始めると、社会のことがより分かってきます。学生の時に見えていなかったものが、よくもわるくも分かってきます。
その状態で見える景色というのは、大学生に思い浮かべていたものとは、絶対に変わるんですよね。
私自身、就活をしていたときは、
「化学メーカーに入って、営業やって、海外と仕事したいな〜」
とか、漠然と考えていましたが、結局会社を辞めて、今はブログを書いています。笑
まあ、何があるか分からないということですよ。
タモリがラジオで「やりたいこと」について、こんなことを言っていました。
「一応、来る仕事を全部やってみる」
ってのが、大切なんじゃないですかね。
やりたいことが見つからないっていうけど、当たり前だと思うんですよね。
やってみてどうかでしょ?
それでやりたいこととか、見えてくるんですけどね。
無駄なことをいっぱいやったほうが良いですよ。
確かに、その通りですよね。
何もしていないのに、やりたいこととか、やりたくないこととか、見つかるわけがないですよね。
あなたは今、
「何となく選考に進んでいるけど、本当にこれがやりたいことなのか?」
と感じていると思いますが、そういうのは、
「内定を取った後」
に悩めば良いんです。笑
内定を取るまでは、そんなこと悩まなくて良いんです。
ブラック企業に入社してしまわないように、私はこのブログでできる限りのことはお伝えしていますが、もしブラック企業に入ってしまったとしても、すぐ転職すれば良いだけです。
私の周りでも、ブラック企業からホワイト企業に転職していった人は、たくさんいます。
「新卒で入る会社をミスったら、自分の人生は終わる…」
なんて、考えすぎですよ。笑
3.とにかく一つでも多くのことを行動して、結果を出す
だから、大切なのは、
「とにかく一つでも多くのことを行動する」
「とりあえず一社でも多く、内定を取る。どこに行くかは、内定取った後にゆっくり決める」
ということではないでしょうか?
GACKTが以前、ラジオで、
「自分自身を完璧に理解しているか?」
っていうと、そんなこと全然なくて、今僕が生きていることっていうのは、
「自分を探す旅の途中」
だと思っている。
本当にそこに答えがあるかどうかは分からないんだけど、自分がその旅の途中で出会う人たちだったりとか、そこで感じること全てが、何か見つけられるような気がして、もがいて生きているわけで。
悩んでないで、
「とにかく一つでも多くのことを行動して、結果を出す」
っていうことに、まず執着するべきだと思うんだよね。
「自分自身が見つかる」
なんていう行為は、そんな簡単な行為じゃなくて、もがいて、もがいて、もがく中で、見つけられる行為なんじゃないかなと思う。
自分の行動がないと、一歩でも多く外に足を向けないと、誰とも出会うことはないし、出会った人と心を通じ合わせることもできない。
と言っていましたが、
「とにかく一つでも多くのことを行動して、結果を出す」
っていうのが、本当に重要だと思うんですよね。
だって、
「急に自分が何をするべきか、どこへ向かうべきか、分からなくなった…」
って悩んでいても、正解なんて出ないじゃないですか。そもそも、正解がある問いでもないですし。
そういうときこそ、心を無にして、
「とりあえず、内定を取る!」
というのにフォーカスするのが良いと思うんです。
結果が出ないスランプのときこそ、
- とりあえずエントリーシートを書いてみる
- とりあえず説明会を予約してみる
という、「当たり前の行動をきっちりこなせるか」が重要ではないでしょうか?
イチローは、スランプについて、こんなことを言っています。
精神状態が不安定なときは、普段続けていることを放棄したくなるんですよね。
試合前にするストレッチだったり、いろんな準備がありますよね。
それを、何となくやりたくない瞬間が表れるんですよね。
でも、それをすると、
「僕を支えてきた僕が崩壊してしまう」
っていうのを想像したから、そこだけは続けた。
あのイチローですら、スランプのときは当たり前のルーティーンすら放棄したくなるんですね。。
でも、そこで安易にルーティーンを崩さずに、結果の出ない時こそ、当たり前のことを着実にやっているわけですね。
でくのぼう
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