「どの会社を選ぶか?」よりも「どの業界を選ぶか?」で就活の大変さは変わります。
1.労働環境は「業界」でほぼ全て決まる。
「バリキャリになる気はないな…」
「まったり働ければ良いんだけど…」
というのであれば、
- BtoC業界(飲食、不動産、サービス、小売など)
- 金融
- IT業界
は絶対に避けた方が良いです。
まず、「BtoC業界」は例えば、
飲食、不動産、サービス、小売など
ですね。
悪いことは言わないので、このあたりは避けた方が良いです。
理由は2つあって、
- 消費者に近ければ近いほど、クレームがめんどくさい
- 消費者に近ければ近いほど、値上げしづらい
という理由です。
経理、人事、総務などのバックオフィスであれば、基本的にはどの業界でもあまり変わりありませんが、
「営業」
となると、業界によってキツさがまるで変わってきます。
で、営業で大変な仕事は、
- クレーム対応
- 値上げ交渉
と相場が決まっています。
で、ここからが重要なのですが、
- 消費者に近ければ近いほど、クレームがめんどくさい
- 消費者に近ければ近いほど、値上げしづらい
という特徴があるので、営業でラクをしたいのであれば、
「消費者から遠ければ遠いほど良い」
です。
(完全に独断と偏見ですからね。笑)
平均年収の高さにつられて、金融業界を目指す学生は多いですが、金融とかめっちゃキツいですからね。苦笑
- 消費者に近い
- ノルマがきつい
の二重苦でめちゃくちゃ疲れますよ。
就活をしているときは、
「自分なら頑張ればノルマなんて余裕!」
と思ってしまうのですが、甘く見ない方が良いですよ。笑
イメージしやすいように、分かりやすく言うなら、
「今から大学の前でビラを配りまくって、キャパ100人の会場のイベントを満員にしてください」
というぐらいの無理ゲーを言い渡されます。本当に。
ちなみに、組織のイヤな裏側を言うと、組織は、
「部下をイジメればイジメるほど、その人は評価される」
という特徴があります。
(画面の向こうで、会社員がめっちゃうなずいていますね。)
だから、
「自分なら頑張ればノルマなんて余裕!」
とかは考えない方が良いです。苦笑
「どうしても勉強したいことがあるから、金融業界に入りたい!」
という場合は別ですが、特に理由がないのであれば、
- BtoC業界(飲食、不動産、サービス、小売など)
- 金融
- IT業界
は避けた方が良いですよ。
2.オススメのホワイト業界
またもや、とてつもない独断と偏見でしゃべりますが、私が見てきた限り、
- 化学メーカー
- 化学専門商社
- 化粧品OEMメーカー
- 化粧品メーカー
- 化粧品専門商社
- 輸送用機器メーカー
- 石油・石炭製品メーカー
- ガラス製品メーカー
とかその辺りの業界は、かなり労働環境が良いのでオススメです。
化粧品業界とかは消費者に近いのですが、私が見てきた限り、労働環境は悪くないです。特に、OEMメーカーと化粧品専門商社は、結構オススメですね。
あとの、
- 化学メーカー
- 輸送用機器メーカー
- 石油・石炭製品メーカー
- ガラス製品メーカー
などは、消費者からも遠いので、クレームも知れていますし、値上げもそこまで大変ではないです。
「消費者から遠いって、インフラ系は?」
と思うかも知れませんが、電力会社やガス会社だとMARCHは足切りされますね。
私は、ESで全て落とされました。苦笑
3.私だったら、ベンチャー企業には入らない。
最後になりますが、
「新卒でベンチャー企業は入らない方が良い」
です。
ベンチャー企業というと聞こえは良いですが、簡単に言えば「零細企業」です。
ベンチャー企業は、
「労働環境が悪い」
という起業のデメリットと、
「成果報酬ではない」
という会社員のデメリットを掛け合わせてしまっているんですね。
だから、
「ベンチャー企業で経験値を積もう!」
みたいなのは、スルーした方が良いと思います。
基本的に
「大企業→ベンチャー企業」
という転職は簡単ですが、
「ベンチャー企業→大企業」
という転職は、なかなか難しいです。
だから、会社員で働くなら、もう絶対に一部上場企業の方が良いです。

でくのぼう
「実績も何もない…」というあなたが、最短で上場企業の内定を取るためのメール講座