サークルと飲み会ばかりの大学生活だった自分は、ブラック企業に行くしかないのか?

「大学4年間、サークルと飲み会ばかりだった自分は、もうブラック企業に行くしかないのかな・・・」
「ESが通っても面接で落とされるってことは、自分には価値がないってことなのかな・・・」

という、あなたにお伝えしたいのは、

「営業のやり方さえ上手ければ、あなたが大学時代に遊びほうけてようが、勉強をほとんどしていなかろうが、内定は取れる」

ということです。

1.遊んでばかりの大学生活でも、内定は取れる。

今、あなたは、

「4年間楽しい時間を過ごしたツケが回ってきたのか・・・」
「もしブラック企業にしか内定がもらえなかったなんて事態になったら・・・」

という不安がぐるぐると心の中をうずまいていますよね。

でも、安心してください。

遊んでばかりの大学生活でも、上場企業の内定は普通に取れます。

なぜなら、私がそうだったからです。苦笑

私だけでなく、私の周りの同期も遊んでばかりでしたが、みんな上場企業の内定を取っていました。

「遊んでても内定が取れるなら、こんなに就活で苦戦しないでしょ・・・」

と言いたいんですよね?

あなたが就活で苦戦しているのは、

「就活=自分が査定される場所」と考えているから

ではないでしょうか?

2.遊んでても内定する学生は「何」が違うのか?

あなたの周りにもいませんでしたか?

「この先輩、どうしようもないのに、何であんな良い会社入ったの・・・?」

っていう先輩。

いましたよね?笑

そうなんです。

遊んでばかりの大学生活でも、内定を取っていく人はいるのです。

逆に、大学時代みっちみちに勉強していても、内定を全く取れない人もいるのです。

両者の違いは何か?

それは、

「営業力の違い」

です。

就活生の間では「コミュ力」の一言で片付けられてしまいますが、違います。

コミュ力ではなく、「営業力」です。

コミュ力というと、

「明るくハキハキしゃべること」
「笑いを取る力」

のような意味合いで使われていますよね?

営業力というのは、そういったものではありません。

営業力を一言で言うなら、

「相手を徹底的にリサーチし、勝つべくして勝つ力」

です。

ひとつ面白い話をします。

知り合いから聞いた話ですが、その知人は、クレジットカードのコールセンターでカード契約者に対して、

「生命保険に入りませんか?」

という業務をやっています。

「うわ、大変そうな仕事・・・」

と思いますよね?

そうです。

「断られるのが当たり前」

のかなり大変な仕事です。

その業務について、面白いことを教えてくれました。

そのコールセンターでは、

  • 明るく元気にハキハキとしゃべる人
  • 冷静に淡々としゃべる人

という2種類のオペレーターがいるらしいのです。

ここで、あなたに質問なのですが、

  • 明るく元気にハキハキとしゃべる人
  • 冷静に淡々としゃべる人

という2人のオペレーターでは、

「どちらの方が保険をたくさん売る」

と思いますか?

どちらがたくさん保険の成約を取ると思いますか?

・・・・・。

答えは、

「冷静に淡々としゃべる人」

です。

「えっ?明るく元気にハキハキとしゃべる人の方が、成約取れるんじゃないの?」

そうですよね。

私も話を聞いたとき、あなたと同じように思っていました。

でも、実際の現場は違うのです。

なぜ、冷静に淡々としゃべる人の方が成約率が良いのか?

その知人いわく、

「冷静に淡々としゃべった方が、お客さんは『え、何?』と興味を持つから」

だそうです。

いきなり電話をかけられて、

「こんな保険があるんですが、いかがですか!」

と明るく言われるよりも、

「こういう保険があります。興味はありますか?」

と冷静に言われた方が、興味を持つということです。

私もその話を聞いて、

「まあ、言われてみれば、そうだなぁ・・・」

と思いました。

あなたもこんな経験ないですか?

何となく服を見たくて、服屋に入ったのに、ショップ店員に、

「今日は何をお探しですか!?」

といきなり明るくハキハキ接客されて、

「ああ・・・ウザいな・・・」

と感じた経験ないですか?

逆に、服屋に入って、何もうるさく言われなかったとき、

「これって、サイズどれぐらいありますか?」

と自分から興味を持ってしまったこと、ありませんか?

この「違い」です。

「明るくハキハキしゃべること」
「笑いを取る力」

が相手に効く場合もあれば、効かない場合もあるのです。

相手によっては、冷静にしゃべる方が、成約を取りやすい場合があるのです。

その場合は、

「コミュ力はないかもしれないが、営業力はある人」

ということになります。

これが「コミュ力と営業力が違う理由」です。

3.「手持ちの武器」で勝てる戦い方は必ずある。

今日、あなたに言いたいことは、

「『手持ちの武器』で勝てる戦い方は必ずある」

ということです。

就活とは、単なる営業活動です。

人格が査定される場所ではありません。

むしろ、「この人、嫌な人だな〜」っていう人ほど、内定バンバン取ってませんか?

世の中、そういうもんです。苦笑

就活で一番重要なのは、「営業力」です。

営業のやり方さえ上手ければ、あなたが大学時代に遊びほうけてようが、勉強をほとんどしていなかろうが、内定は取れるのです。

で、当たり前のことですが、就活生は営業の方法を知りません。

だから、無駄な労力をかけて、疲弊してメンタルがやられてしまうのです。

就活は、受験勉強とは違うのです。

大学入試で相手にするのは「ペーパー」です。

好き嫌いで判断したりしません。

しかし、就活で相手にするのは「おじさん」です。

人間です。

好き嫌いで判断します。

だからこそ、「営業力」がモノを言うのです。

極端な例を言えば、

  •  TOEIC900点、留学経験あり、ビジネスコンテスト準優勝経験あり、の「おじさんに嫌われるタイプの就活生」
  • 特にこれといって実績はないけれど、「おじさんに好かれるタイプの就活生」

の2人がいたら、内定が出るのは「後者」です。

そういうものです。

「もっと準備しとけば良かった」
「長期インターンとかやっとけば良かった」
「もっと授業を頑張れば良かった」

そう思いたくなる気持ちは分かります。

分かるのですが、今のあなたの手持ちの武器でも、営業力を身につければ、勝てる戦い方は必ずあります。

私自身、大学時代にこれといった実績はありませんでした。

でも、頭を使って戦った結果、複数の上場企業から内定を取れました。

本当に「戦い方次第」です。

「営業力次第」です。

ネットで、

「私立文系は、遊んでばっかで何もできない」
「就活で何の価値もない」

みたいな情報を読んで、ヘコんでいるかもしれませんが、全然気にしなくて良いですよ。笑

こんなことを言うとアレですが、そもそも最初から価値のある就活生なんて、一人もいません。

いきなり実践で即戦力になる人材が欲しいなら、わざわざ新卒を取るより、既卒を取りますよ。

だから、変に落ち込む必要はありません。

「今ある手持ちの武器でいかに戦うか?」

これが汎用品営業の基本スタンスであり、就活の戦い方です。

マクドナルドは世界一大きなハンバーガーチェーンですよね?

では、マクドナルドは「世界一美味しいハンバーガー」でしょうか?

そんなことないですよね。

  • 値段は他社より高い
  • 容器も使いづらい
  • たくさん買って安くなるわけでもない

という、

「特に強みのない商品をいかに売るか?」

というのが「営業力」です。

例えば、有名な営業戦略の一つに、

「ランチェスター戦略」

というのがあります。

詳細を知りたい場合は、下のブログが分かりやすいです。

10分でわかる! 競争戦略のバイブル「ランチェスター戦略」

あなたに関係のある重要な部分を一言でいうと、

「弱者が強者に勝つには、狭い範囲で1位を取るしかない」

ということです。

何が言いたいかというと、

「遊んでばかりだった就活生が、あの業界も、この業界も受けようとするな」

ということです。

ランチェスター戦略における、弱者の戦い方の基本は、

「局地を一点突破」

です。

就活に置き換えてみると、こうなります。

マスコミ、銀行、食品メーカーのような業界は、就活生に大人気のレッドオーシャンです。

こういうところを受けるのではなく、

  • 半導体部品メーカー
  • 化学メーカー
  • 化粧品専門商社

といった「学生になじみのない、ブラックではない業界」にしぼるのです。

これだけでも、かなり就活の労力が軽減されます。

そして、ここからが「ランチェスター戦略」です。

他の学生のように、

「就活の軸を決めた後は、複数の業界にまたがって受けなきゃ・・・」
「銀行も受けて、広告も受けて、半導体メーカーも受けて・・・」

と訳の分からないことをやるのではなく、

「半導体メーカーだけ」

を狙うのです。

多くても業界は3つまでに留めた方が良いです。

なぜなら、

「受ける業界を多くすればするほど、一つ一つの業界に関する業界研究が甘くなるから」

です。

ランチェスター戦略が教えているのは、

「兵力が足りないくせに、あちこち攻めようとするな。大軍の今川義元を討ちたいなら、桶狭間を一転集中突破せよ。」

ということです。

あなたもそのうち実感すると思いますが、就活で一番労力を使うのは、

「業界研究」

です。

  • その業界はどんなビジネスモデルなのか?
  • その業界は他の業界と何が違うのか?
  • その業界の最近のトレンドは何なのか?

と、調べなきゃいけないことは、山ほどあります。

受ける業界を増やすということは、

「この作業が掛け算的に増えていく」

ということです。

「でも、それぞれ浅く広くやればいいんじゃない?」

と思うかもしれませんが、業界研究を手を抜くと、

「この学生は、本気じゃないな」

と思われて、すぐに弾かれてしまいます。

このように、営業力を身につけると、

  • 就活で勝ちやすくなる
  • 就活の労力が減る

と、あなたにとってかなりメリットがあると思いませんか?

話がだいぶそれてしまいましたが、とにかく、

「サークルと飲み会ばかりだった自分は、ブラック企業に行くしかないのか・・・」

と思う必要はありません。

営業力さえあれば、大学時代に遊びほうけてようが、勉強をほとんどしていなかろうが、内定は取れます。

大丈夫です。

       

でくのぼう


「実績も何もない…」というあなたが、最短で上場企業の内定を取るためのメール講座