就活の面接で緊張しすぎるのは「最初からベストな結果を出せる」と思っているから。

「面接で緊張しすぎて、練習してきたことが飛んでしまう・・・」
「次は落ちてしまうんじゃないか・・・」

と悩んでしまうのは、

「最初からベストな結果を出せると思っているから」

です。

1.最初からベストな結果を出せると思わない

「緊張しすぎて練習してきたことが飛んじゃう・・・」

という気持ちはよく分かります。

よく分かるのですが、あなたは最初からベストな結果を出せると思っていませんか?

最初から本命の内定だけを狙いにいっていませんか?

緊張しすぎないための一番良い方法のは、

「最初からベストを出せると思わないこと」

です。

就活は「人格が査定される場所」ではありません。

単なる「営業の場」です。

内定が出ないからといって、

「やっぱり自分は価値がないんだ・・・」
「やっぱり自分は必要とされていないんだ・・・」

と落ち込まないでください。

内定が出ないのは、あなたに価値がないからではなく、

「売り込み方(営業のやり方)が下手なだけ」

です。

あなたは中学・高校で部活をやっていましたか?

サッカー部?テニス部?
バスケ部?ダンス部?吹奏楽部?

何でも良いですが、

「今日からよろしくお願いします!」

と入ってきたピカピカの1年生が、最初の試合でいきなり良い成績を残せますか?

最初の大会でいきなり活躍できますか?

無理ですよね。。苦笑

では、なぜ就活の面接になると、

「最初の面接でいきなり良い結果が出せる」

と思ってしまうのでしょうか?

どうでしょう?

2.場数を踏むしかない

緊張しないためには、

「とにかく場数」

です。

あなたを含めた多くの就活生は、

「就活=単なる営業の場」

と考えずに

「就活=人格査定の場」

と考えています。

だから、一発正解を狙おうとするのです。

だから、緊張するのです。

ピアノの弾き方を本で読んだ人が、ピアノを弾かずに上手くなりますか?

空手の通信講座で学んだ人が、一度も試合に出ずに上手くなりますか?

水泳の泳ぎ方をネットで調べた人が、バタフライを泳げるようになりますか?

ならないですよね。苦笑

面接だって、一緒です。

面接は「あなたの人格が評価されるコンテスト」ではありません。

単なる「営業の場」です。

「こんな人材いりませんか?」

という営業の場です。

1社目の面接で、緊張して何もできないのは、あなたに価値がないからではありません。

「営業の場に慣れていないだけ」

です。

面接は営業です。

営業は練習すれば、誰だってうまくなります。

3.面接練習もスケジュールに組み込む

あなたは、今、

「コンディションを本命企業に合わせる」

という視点がありますか?

2018年ロシアW杯でサッカー日本代表は、ベスト16という成績を残しました。

しかし、その前の親善試合では、負けまくっていたのを覚えていますか?

  • ウクライナには、2対1で負け、
  • ガーナには、2対0で負け、
  • スイスには、2対0で負け、

と、立て続けに負けていました。

ですが、いざ本番になったら、強豪コロンビアに2-1で勝ちましたよね。強豪セネガルにも2-2で引き分けましたよね。

日本代表がロシアW杯で躍進できたのは、「本番の前にたくさん負けていたから」です。本当に大事な試合の前に、しっかり負けていたからです。

この考え方、就活でも使えると思いませんか?

あなたには本命の上場企業があるはずです。

本命の大企業があるはずです。

その本命に全てのコンディションを合わせていきましょう。本命までにベンチャー企業の面接をたくさん受けることで、面接慣れ(営業慣れ)しておきましょう。

就活はたいてい、経団連と関係のないベンチャー企業の面接が一番早いですよ。そういうベンチャー企業で、しっかり「負けて」おきましょう。

プロ野球の野村克也監督は

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

という言葉を好んで使っていましたが、改善点を教えてくれるのは「負けた試合だけ」です。勝った試合は、何も教えてくれないのです。

面接が上手くなるのは、「本番の面接で負けたときだけ」です。

たくさん練習しましょう。

たくさん負けましょう。

そのために、本命企業の面接が始まる前に、捨て駒のベンチャー企業の面接のスケジュールをしっかり組み込んでおきましょう。

       

でくのぼう


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