一部上場の化学メーカー元社員である、私でくのぼうが
「化学メーカーで働くことのリアル」
をお話しします。
1.年収はどれぐらいもらえるの?
「年収はどれぐらいもらえるの?」
というと、一言で答えるなら、
「年収は普通」
です。
「普通って、どれぐらいだよ!」
というあなたのために、細かく説明すると、
- 22〜30歳 平社員 年収400〜500万円(手取り20〜24万円+ボーナス40〜50万円×夏冬に各1回ずつ)
- 40歳 平社員 年収700万円(内訳は不明)
- 40歳 課長 年収1000万円(内訳は不明)
- 50歳 部長 年収1500万円(内訳は不明)
みたいな感じです。
私が務めていた東証一部上場の化学メーカーは、こんな感じでした。
給与体系は、
「今どき、そんな古い決め方するの!?」
というぐらい「完全なる年功序列」でした。
まあ、化学業界は業界自体が古いので、しゃーないですね。
創立100年を超える会社がゴロゴロありますからね。笑
2.社風はどんな感じ?
「化学メーカーの社風はどんな感じ?」
というと、一言で答えるなら、
「ザ・昭和」
「年功序列」
「公務員っぽい」
という感じです。
完全に年功序列で給与は上がっていくので、
「給料はそこそこもらっといて、まったり仕事できれば良いわ」
というあなたには、化学メーカーはかなりオススメです。
「おれはバリバリ働いて、自分の市場価値を高めるぜ!」
「私はバリバリ働いて、自分の力を試したい!」
というあなたには、向いていないです。苦笑
3.ホワイトなの?
「化学業界って、ホワイトなの?」
というと、一言で答えるなら、
「かなりホワイト」
です。
なぜホワイトかというと、
・業界の歴史が長いため、付き合いで商売しているケースが多い(新規営業が多くない)
・上場している化学メーカーは看板がデカいため、営業しやすい(アポが取りやすい)
・業界全体的に、残業がめちゃくちゃ多い感じではない
という3点ですね。
もちろん、部署や上司によっては、毎年うつ病を輩出している部署とかありますが、
「業界全体で見れば、けっこうホワイト」
です。
4.文系でも就職できるの?
「化学メーカーって、文系でも就職できるの?」
と思うと思いますが、
「文系でも就職できます。」
基本的に、化学メーカーの営業マンのほとんどは、「文系出身」です。
中には、研究から営業に回って来た人もいますが、基本的には全員文系です。
なぜ文系でも仕事ができるかというと、
「業務に必要な化学知識は、入社後の勉強でも間に合うから」
です。
私は高校時代に化学のテストで13点を取ったことのある大バカですが、一応ふつうに営業できました。笑
入社したばかりのときは、研究の同期に教えてもらいながら、必死に頑張りました。苦笑
5.海外赴任できるの?
「化学メーカーって、海外赴任できるの?」
と思うと思いますが、
「欧米への海外赴任は40歳ぐらいになってから」
「中国・韓国への海外赴任は、20代でもいける」
です。
ほら、化学メーカーって、海外売上高比率が高いじゃないですか。
それはその通りで、海外との仕事は多いです。
海外支社とのやりとりも多いです。
ですが、若手のうちの海外赴任は基本はないです。
「欧米に関しては、40歳ぐらいになってから、現地法人の社長として赴任するパターンが多い」
です。
でくのぼう
「実績も何もない…」というあなたが、最短で上場企業の内定を取るためのメール講座