「企業研究って、どこまでやればいいの?」
「受ける企業多すぎて、いちいち時間かけられないんだけど。」
って、思いますよね。
分かります。
企業研究ってダルいですよね。
ダルいからこそ、上手に手抜きしましょう。
「何のために企業研究をするのか?」
を抑えれば、上手にサボれます。
目次
1.そもそも、なぜ企業研究をしなきゃいけないのか?
そもそも、何で企業研究をしなければいけないのでしょうか?
「だって、企業を受けるんだから、調べないとダメでしょ」
いや、それは、もちろんそうですが、、笑
本当の目的は何ですか?
・・・・・・。
本当の目的は、
「面接官を自分のファンにするため」
です。
もしあなたが、
「聞かれたときに、答えられないとマズイから」
「めんどくさいけど『やらないとダメ』って言われたから」
っていう理由で、企業研究をしているなら、かなりもったいないですよ。内定していたはずの企業を逃しているかもしれません。
企業研究の本当の目的は、
「面接官を自分のファンにするため」
です。
ぶっちゃけた話、面接官が自分のファンになってくれれば、「内定」は出ます。
実際、私はある上場企業(自動車部品メーカー)の一次面接で、その場で内定が出ました。(その面接でたまたま、役員がきていたようです)
2.いったい企業の「何」を調べれば良いのか?
結論から言うと、企業を受ける前に調べなければいけないのは、
- その会社の主要製品
- その会社はなぜできたのか?(社史)
- その会社は競合他社とどこが違うのか?(自分が調べられた範囲でOK)
の3つです。
2.1.その会社の主要製品
まず、あなたが調べなければいけないのは、
「その会社の主要製品」
です。
なぜ主要製品を調べなければいけないのかというと、面接官に、
「おお!キミ、ウチの主要製品をよく分かってるね!」
と思ってもらい、ファンになってもらうためです。
「主要製品を調べるのだりー」
「主要サービスを調べるのだりー」
という気持ちでイヤイヤ調べたところで、面接では何の役にも立ちません。
「おお!キミ、ウチの主要製品をよく分かってるね!」
と面接官のおじさんを喜ばせるために、やるのです。
「面接官にそんなに媚び売らなきゃいけないの?」
「面接官にヘコヘコしたくないんだけど…」
媚びを売るのではありません。
ヘコヘコするのではありません。
あなたのファンになってもらうのです。
あなたも誰かジャニーズやアイドルなどのファンになったことはあるはずです。
彼(彼女)たちは、あなたに媚びを売っていましたか?
そうは感じなかったはずです。
でも、あなたは「ファン」になりましたよね?
2.2.その会社はなぜできたのか?(社史)
次に、あなたが調べなければいけないのは、
「その会社はなぜできたのか?」
です。
要は、「社史」ですね。
私が以前勤めていた、化学メーカーでも、部長クラス以上のおじさんは、みーーーんな
「その会社はなぜできたのか?」が大好き
でした。
人事面接で出てくるのは、何も人事部だけではありません。
最終面接はで受かる確率だいたい5割と言われていますが、最終面接で出てくるのは、間違いなく「役員」です。
そんな役員の前で、
「御社の成り立ちは、〜〜と伺いました。」
と、サラッと伝えてみてください。
役員のおじさんは、すぐにあなたのファンになりますよ。
なぜ、ファンになるのか。
それは、役員クラスともなると、会社に対して深い愛情があるからです。
ぜひあなたに知ってもらいたいのですが、役員が他の会社のお偉いさんと会うときに、まずしゃべる話題が、
「ウチの会社はなぜできたのか?」
なんですよね。
普段から言い慣れているわけです。よく言っているわけです。
そんな役員になじみの深い話を、就活生のあなたが面接でしてきたら、間違いなく役員のおじさんはあなたを好きになります。
「え、そんなのダサい・・・」
「自分はもっとカッコよく内定を決めたい・・・」
と思うかもしれませんが、営業って、そういうものですからね。笑
これを「ダサい」と切り捨ててしまうかどうかで、面接の結果はガラリと変わるように思いますね。
2.3.その会社は競合他社とどこが違うのか?(自分が調べられた範囲でOK)
最後に、あなたが調べなければいけないのは、
「その会社は競合他社とどこが違うのか?」
です。
面接官の本音は、
「何でウチの会社が良いの?同業の会社はいっぱいあるのに、何でウチの会社なの?」
です。
ジャニーズやAKB48は、
「ファンになってくれれば、誰でも良いよ!」
とライブで言いますか?
言いませんね。苦笑
「みんなに会いたかった!!」
「お前らと会えて良かったぞ!!」
と言っているはずです。
他の誰でもなく、「あなた」に会えて良かったと言っているはずです。(本心はどうかは置いておいて。笑)
だったら、あなたも面接でやらないとダメですよね?
「何でウチの会社が良いの?同業の会社はいっぱいあるのに、何でウチの会社なの?」
に答えないとダメですよね?
だからこそ、
「その会社は競合他社とどこが違うのか」
を調べるのです。
「何でウチの会社が良いの?同業の会社はいっぱいあるのに、何でウチの会社なの?」
と聞かれたときに、
「なぜなら、御社は競合他社と違い・・・」
と、その会社の魅力を言えなければダメなのです。
だからこそ、競合他社との違いをキッチリ調べるのです。
ここで、悩みがちなのが、
「競合他社との違いなんてわからない・・・」
という悩みです。
いや、合ってなくても良いんですよ。
「自分の頭で考えたところ、その会社は競合他社とどこが違うのか」
というのが大事であって、別に唯一無二の正解があるわけではありません。
たとえ何か回答が少しズレていたとしても、
「自分の頭で考えた結果、そう思った」
というのが一番重要なのです。
重要なのは、
「自分の頭で考えた結果、御社は、競合他社と比べて〇〇がすばらしい」
と伝えることで、
「私は本気で御社に貢献します」
という姿勢を見せることです。プロセスを見せることです。
3.説明会やOB訪問に行かないとダメなのか?
「企業研究って、やっぱ説明会とか、OB訪問とか、やらないとダメ?」
と、思っているかもしれません。
私も同じことを大学生のときに思っていました。
ですが、大丈夫です。
ぶっちゃけ、企業研究に説明会やOB訪問は大して必要ではありません。
(ただ、企業によっては「説明会に参加しているかどうか?」をカウントしている企業もあるので、志望度が高い企業は説明会に行った方が良いです。)
企業研究に必要なのは、
- インターネット(IR情報、日経テレコン)
- 就職四季報
の2つだけです。
この2つがあれば、説明会やOB訪問は大して必要ではありません。
よく就活本で、
「説明会に行かないと、企業情報は得られない!」
「OB訪問に行くのは当たり前だ!」
とか書いてありますが、別にいらないですよ。笑
そもそも、
- その会社の主要製品
- その会社はなぜできたのか?
というのは、説明会に行かなくても分かりますし、
- その会社は競合他社とどこが違うのか
というのも、その会社のIR情報を見れば、書いてあります。
詳しくは、
企業研究が大事って言うけど、情報収集ってどうやったらいいの?
就活の企業研究の一番良いやり方はIRレポートを使うこと。
で解説しているので、良かったらご参考にどうぞ。
企業研究については、今回お話ししたことを実践すれば、サクッと終わるはずです。
ただ、
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