「面接本番になると、頭が真っ白になる…」
「緊張しすぎて前日に寝れない…」
というあなたに、
「就活の面接で緊張しないための3つのコツ」
をお伝えします。
1.受かろうとしない
まず1番目は、
「受かろうとしないこと」
です。
「は?何言ってるの?」
と思われるかもしれませんが、大マジメに言っています。
基本的に、
「受かりたい!」
という気持ちは、あなたの面接でのパフォーマンスを下げます。
あなたがプレッシャーを感じてしまうのは、
「どうしても受かりたい」
「どうしても面接を通過したい」
という気持ちが強いからではないでしょうか?
営業でも全く同じですが、
「契約を取りたい!」
「この製品を売りたい!」
という思いは基本的にジャマになります。
なぜかというと、
「契約を取りたい!」
「この製品を売りたい!」
という思いが表に出すぎた場合は、お客からすると、
「がっつきすぎて怖い…」
「押し売りみたいで怖い…」
という感情になるからです。
また、
「契約を取りたい!」
「この製品を売りたい!」
が自分へのプレッシャーとなる場合は、
- 話している途中で頭が真っ白になったり
- 考えていたことが言えなくなったり
ということになるからです。
どちらにせよ良いことにはならないのです。
「どうしても受かりたい」
「どうしても面接を通過したい」
という感情は一度捨てましょう。
そういう感情を捨てると何が良いかというと、
「やることはやったし、ダメなら仕方ない」
「別にこの面接に落ちても死ぬわけじゃない」
と、良い意味で開き直ることができるのです。
こういう「開き直り」の状態に持っていけば、あなたがこれまで就活練習してきた成果を発揮することができます。
逆説的ですが、開き直るためには、
「結果を求めないこと」
が一番重要なのです。
2.ベンチャー企業の本番の面接で場慣れする
2番目は、
「ベンチャー企業の本番の面接で場慣れする」
です。
就活の面接で緊張しすぎてしまうパターンで多いのが、
「単純な経験不足」
です。
あなたの学生時代の部活を思い出してほしいのですが、大会本番の経験が少ないうちは、緊張のレベルがやばくなかったですか?
「やばい、震えが止まらない…」
「口から心臓が出そう…」
というレベルで緊張していませんでしたか?
でも、大会本番の回数をある程度こなしてくると、
「緊張するけど、まあいつものことだわ…」
「今日は精一杯楽しもう!」
という余裕が生まれてきませんでしたか?
就活も一緒です。
たとえあなたがどんなに人間的魅力のある人であったとしても、就活の面接でそれを発揮できなければ意味がありません。
相手に知らせなければ、最初から存在しなかったのと同じです。本番できちんと伝えるためにも、
「選考の早いベンチャー企業の面接で、面接練習をして場慣れする」
というのがとても重要です。
3.根拠のない自信を持つ
3番目は、
「根拠のない自信を持つ」
です。
自信をなくそうと思ったら、いくらでもなくすことはできます。
「自分には留学経験もないし、部活動の経験もないし…」
「自分は性格が暗いし、人見知りだし…」
「周りの就活生はルックスが良い人が多いし…」
など、自信をなくすことはいくらでもできます。
ですが、そのような考え方をして、あなたの就活の結果が良くなるでしょうか?
そんなことはないですよね。余計に緊張してしまって、面接で最高のパフォーマンスが出せなくなるだけですよね。
ですから、就活の面接前はとにかく自信を持ってください。
「いや、それができないんだよ…」
と思うかもしれませんが、とにかく自信を持ってください。根拠はなくて良いです。自信を持つのに、何の理由もいりません。
「根拠のない自信なんて持てないよ…」
と思ってしまうあなたに聞きたいのは、
「周りの誰かに『お前はダメな人間なのだから、自信を持つな!』と言われたことがありますか?」
ということです。
おそらくないはずです。自信を持つ理由説明できないのと同じように、自信を持ってはいけない理由も説明できないはずです。
自信を持ってはいけない理由をきちんと説明できないのであれば、どうせなら自信を持っていた方が良くないですか?
元NHKアナウンサーの岡田直己氏も
「根拠なき自信の重要性」
を語っています。
シンプルに「自分はやれるんだ!」とただただ念じて、自分の脳の状態をその気にさせる。ぜひやってみてください。これは経験から得られた事実です。
アナウンサー時代、「うまくいく」と念じて放送本番に臨むと、不安な気持ちでことにあたるのとでは結果が全く違いました。
一度、「うまくやれるかな」と不安なまま、夕方のテレビの全国中継の本番に入ったことがありました。その時は、オンエアーに入ってすぐに頭が真っ白になってコメントが出なくなったのです。
それから先は地獄でした。
何を行くのか思い出すために沈黙は作るし、しどろもどろになるし。
それを教訓に、私は以後、「この生中継リポートについて一番知っているのは俺だ!」と念じて生中継に臨むようにしたのです。
岡田直己(2015)『鉄板の就活面接』文芸社 pp.162-163
岡田氏が語るように、
「この企業に一番ふさわしいのは自分だ!」
と念じて就活の面接に臨めば良いのです。
「失敗したらどうしよう…」
「落ちたらどうしよう…」
と考えれば考えるほど、頭が真っ白になってしまいます。自信を持つのに根拠なんてなくて良いのです。
でくのぼう
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