あなたが企業研究をする上で、
「実際、この会社ってブラックなの？」
「この会社って有給取りやすいの？」
ということを知りたい場合、OB訪問よりも転職会議やvorkersを見た方が良いです。
1.OB訪問で社員は「悪いこと」は絶対に言わない
就活本ではOB訪問がしきりに勧められますが、私はあまりオススメしません。なぜなら、OB訪問では社員は「自社の悪い点」を絶対に言わないからです。
なぜなら、
OB訪問は全て人事部に連絡が入っているから
です。
これはあまり知られていないのですが、基本的にOB訪問は個人的な連絡であっても人事部に伝わっています。なぜなら「OB訪問の時間も給料が出るから」です。
給料が出るということは？
そう、「自社の悪口は言えない」のです。
だから、その会社の雰囲気を知るためにOB訪問をするのは良いと思いますが、
「その会社のリアルを知りたい！」
と思ってOB訪問するのは、あまり意味がありません。人事部の息がかかっているからです。
私もキャリアセンターに行って、志望企業で働いているOBの連絡先を調べてOB訪問をしたことがありますが、企業研究にはあまり役に立ちませんでした。
2.結局、転職会議やvorkersが一番役に立つ
私が企業研究で
「実際、この会社ってブラックなの？」
「この会社って有給取りやすいの？」
というリアルな実態を知りたいと思った時に一番役に立ったのは、「社員による口コミサイト」でした。
- 転職会議
- vorkers
の2つが有名ですね。（どちらも就活生でも登録できるはずです）
結局、OB訪問に行ってもその会社のリアルはわからないし、就職四季報にも載ってないし、ましてや会社説明会なんて会社の良いところしか言いません。
だから、こういう「社員による口コミサイト」を見るのが一番良いわけです。
社員の口コミなので、まあリアルな回答がたくさん並んでいます。苦笑 私の以前の会社も見てみましたが、かなり当たっているというか、正確な情報が多かったですね。
登録の際のハードルが高いので、かなり信頼性があると思います。私の会社でしか判断していませんが、競合他社の口コミもおおむね当たっていました。（まあ、その会社の社員が書いているので当たり前ですが）
載っている情報は、大きく分けて、
- 年収
- 社風
- 有給休暇の取りやすさ
- 福利厚生
などですが、とくにあなたに見てほしい情報は
「社風」
ですね。あなたの働きやすさというのは、ほぼすべて社風で決まります。昔の昭和を引きずっている社風だと、かなり働きづらいです。そういうのは全て、「社員による口コミサイト」でチェックできます。
3.みん就は見ない方が良い
余談ですが、みん就は基本的に見ない方が良いです。
正社員になってから、私が以前勤めていた化学メーカーの選考などをチェックしたことがありますが、ほとんど正しいものはありませんでした。
あれは基本的に掲示板なので、情報の信頼性がめちゃくちゃ低いです。もちろん中には正しい情報もあるのでしょうが、ガセが多すぎるので、あなたの時間がムダになってしまう可能性が高いです。。苦笑
でくのぼう
「実績も何もない…」というあなたが、最短で上場企業の内定を取るためのメール講座
