面接の練習をしないのは最悪。ESをさっさと書いてとにかく面接を受ける。

1.とにかく早く本番の面接で練習することの重要性

マーケティングの天才、ジェイエイブラハムは著書の中で、

「テストこそが正しい答えを教えてくれる」

と言っています。

もし現在、あなたがテストをしていないのであれば、誤ったアプローチに頼っている可能性があります。

そのためにビジネスは良い業績をあげておらず、あなたの潜在能力を完全に発揮することを妨げているのです。テストを始めれば、あなたはもう二度とそのような間違いを犯す心配はありません。

ジェイ・エイブラハム,島藤真澄監訳(2017)『マネー・コネクション あなたのビジネスを加速する「戦略」の見つけ方』KADOKAWA p.165

就活も全く同じです。

あなたが書いたESや、あなたが考えた自己PRが良いかどうかを判断するのはあなたではありません。会社の面接官です。

出来栄えが50点でも良いので、

「さっさとESを書き上げて、落ちても大丈夫な会社の面接を受ける」

というのが一番の面接対策です。

キャリアセンターの面接練習なんて、使えないですよ。本当に。苦笑 あそこにいるおじさんたちは、民間企業とはかけ離れた場所にいる人たちです。

そんなかけ離れた人がするアドバイスなんて、ほとんど意味がありません。私も一度キャリセンの面接練習をしましたが、偉そうに説教されただけで、何の役にも立ちませんでした。苦笑

あなたにオススメしたいのは、

「とにかく一刻でも早く、本当の面接を受けること」

です。

私は面接の練習に選考時期の早いベンチャー企業を勧めていますが、別にどの企業でもいいです。行く気がない企業でいいです。むしろ、行く気がない企業の方が良いです。笑

本番の面接ではいろいろなこと課題が見つかります。

「自己PRを簡潔にしゃべるのむずいな…」
「あのツッコミの質問、答えられなかったな…」

と、課題がたくさん見つかります。

あなたが本当に志望している上場企業の面接が始まる前に、ベンチャー企業の面接でたくさん失敗を重ねて、経験値を重ねておくべきなのです。

あなたも大学受験をする前に、たくさん模擬試験を受けたはずです。Vもぎ、駿台模試、河合塾、とたくさん模擬試験を受けたはずです。

就活も同じです。

落ちても良い企業をあらかじめ受けておいて、あなたの本命の会社の面接で最高のパフォーマンスを発揮できるようにしておくのです。

2.ESをさっさと書き上げるには

ESをさっさと書き上げる方法は、次の2ステップです。

  1. ESのひな型を決める
  2. 決めたひな型に自分のネタを流し込む

 2.1.ESのひな型を決める

あなたが就活にかけられる時間は限られていますよね?ムダな時間を使っているヒマはないですよね?

それなら、オススメは

「信頼できる先輩のESをもらって、フレームをパクること」

です。

就活のネタをそのままパクるのはダメですが、

  • 論理構成
  • 具体例の書き方

といったところパクって良いのです。というか、パクるべきです。

ぶっちゃけ「ESの書き方」みたいなのを学んでいる時間が一番ムダだからです。

「PDCAの構成が大切です」
「結論→理由の順番が重要です」

といったことを勉強する時間はムダです。ムダというのは「内定に直接関わることではない」ということです。

「ESのフレームを自分でもきちんと勉強したい!」

と言う場合は、

【ガクチカ攻略】ES作成のファーストステップ!内定レベルの学生時代頑張ったことの書き方

の記事を参考にすると良いです。非常にわかりやすかったです。

ただし、ESのフレームワークを勉強している時間は、内定に直結する時間ではないので、ほどほどで切り上げてください。

内定に直結するのは「本番の面接練習だけ」です。

すでに出来上がっているフレームをパクれば、自動的にPDCAの構成になるし、自動的に「結論→理由」の順番になります。

もし信頼できる先輩からESをもらえないのであれば、unistyleで実際に内定をもらった先輩が書いたESを一つ選ぶことをオススメします。

 2.2.決めたひな型に自分のネタを流し込む

あとは、決めたひな型に自分のネタを流し込むだけです。

「そうは言っても、自分のネタがないよ…」

という場合は、

「就活の自己PRで書くことがない」と悩む前に考えてほしいこと

を参考にしてみてください。どんな平凡なエピソードであっても自己PRにつなげられることが分かるはずです。

すごい実績を持っている学生なんてほんの一握りです。しかも、実績がすごいから内定するわけではありません。面接官が見ているのはあなたの人柄です。

どんなに平凡なエピソードしか持っていなくても大丈夫なので安心してください。

       

でくのぼう


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