「就活の焦りや悲しみや怒りやプレッシャーで、頭がおかしくなりそう…」
「気分転換してもなかなか気分が晴れない…」
というあなたに言いたいのは、
努力が足りないからではなく、努力のぶつけ方が間違っているだけ
です。
私の就活の経験、正社員として働いてきた経験から言えるのは、就活で効果のある努力は、
- 学生になじみのない優良企業を探すこと
- 人事向けに書かれた本を読んで、採用担当者の質問、狙いをリサーチすること
- リサーチで得た質問に沿うように、自己PRを準備すること
- 受ける企業の仕事内容と業界を勉強すること
だけです。
逆に、いくら力を入れても効果がないのは、
- 自己分析
- エントリー数をむやみに増やすこと
- リ○ナビやマ○ナビがやっている就活生向けセミナーへ出ること
です。
1. 自己分析は劇薬
「私が本当に好きなことは何だろうか?」
「私は一体何がしたいんだろうか?」
こんな自己分析をしていたら、鬱になります。苦笑
「私が本当に好きなことは何だろうか?」
なんて、
一生かけて考えられるテーマ
です。しかも、答えが出るものでもありません。
ヒマつぶしに考えるなら良いとは思いますが、正直就活の役には立ちません。
あなたに言いたいのは、
自己分析と会社研究の割合は9:1にした方が良い
です。
基本的に会社の採用担当が考えているのは、
「この学生はウチの会社の役に立つか?」
だけです。
あなた性格や強みには、ほとんど興味がありません。
ですから、
自分のやりたいこと、自分の強みをいくら考えたところで、鬱になるだけ
です。就活の成果には結びつきません。
2. エントリー数をむやみに増やすな
私が就活をしていた時は、就活の努力の9割を「会社研究」に注いでいました。
会社研究に含まれるのは、
- 学生になじみのない優良企業を探す
- 人事向けに書かれた本を読んで、採用担当者の質問、狙いをリサーチする
- 受ける企業の仕事内容と業界を勉強する
- 社員の口コミサイトを読んで、その会社の仕事ではどんな苦労があるのかをリサーチする
などが含まれます。
そして、業界は、化学メーカー、自動車用部品メーカーの2つだけに絞っていました。
理由は、
「業界研究した内容を、他の会社の面接でも話せるから」
です。
例えば、自動車用部品メーカーの場合は、大手自動車メーカーの海外進出に伴って、部品メーカーも一緒になって進出するケースが多いです。
こうい事実を知っておけば、面接の時に、
「御社の業界は海外進出に取り組まれていると思います。
私が入社しましたら、もちろんすぐに使い物になるとは思っていませんが、経験を積んだらぜひチャレンジさせて頂きたいと思っております。」
などと言えるわけです。
これは別に他の自動車部品メーカーでも言える内容ですよね?
しかし、受ける業界の数を増やしすぎると、志望理由の使い回しができません。
どうしても業界の勉強が
「浅く広く」
になってしまいます。
結果、面接官には、
「この子、あんまりウチの業界勉強してないな」
「志望度高くなさそうだから、断るか」
と思われ、内定が出なくなります。
「内定が欲しくてエントリー数を増やしたのに、余計に内定が取りづらくなる」
という状態になり、完全なる本末転倒です。
ですから、エントリー数をむやみに増やすのはオススメしません。受ける業界をむやみに増やすのはオススメしません。
業界は3つ以内に絞って、エントリー数は100社程度に抑えるのがベスト
です。
3. 就活生向けセミナーは意味なし
これも、意味がなかったです。
私が出た就活のセミナーは学○ナビと朝○新聞が共同で主催していたセミナーで、内容は
「正社員になるのは、こんなに大変なんですよ!」
「就活はこんなに厳しいんですよ!」
と学生を煽るだけ煽って、
「だから、学○ナビに登録しましょう!」
「だから、朝○新聞を購読しましょう!」
というゴミみたいな内容でした。
「ただの売り込みじゃねえかww」
と思い、開始30分で退席しました。
就活生向けのセミナーは、よくよく見てみると、会社の営業であるケースがほとんどです。純粋な第三者ではないんですね。
だから、就活生向けのセミナーは全く行きませんでした。
結果、全然困りませんでしたよ。笑
でくのぼう
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