就活で報われないのは努力が足りないからじゃない。努力の方向性が間違ってるだけ。

「就活の焦りや悲しみや怒りやプレッシャーで、頭がおかしくなりそう…」

「気分転換してもなかなか気分が晴れない…」

というあなたに言いたいのは、

努力が足りないからではなく、努力のぶつけ方が間違っているだけ

です。

私の就活の経験、正社員として働いてきた経験から言えるのは、就活で効果のある努力は、

  1. 学生になじみのない優良企業を探すこと
  2. 人事向けに書かれた本を読んで、採用担当者の質問、狙いをリサーチすること
  3. リサーチで得た質問に沿うように、自己PRを準備すること
  4. 受ける企業の仕事内容と業界を勉強すること

だけです。

逆に、いくら力を入れても効果がないのは、

  1. 自己分析
  2. エントリー数をむやみに増やすこと
  3. リ○ナビやマ○ナビがやっている就活生向けセミナーへ出ること

です。

1. 自己分析は劇薬

「私が本当に好きなことは何だろうか?」

「私は一体何がしたいんだろうか?」

こんな自己分析をしていたら、鬱になります。苦笑

「私が本当に好きなことは何だろうか?」

なんて、

一生かけて考えられるテーマ

です。しかも、答えが出るものでもありません。

ヒマつぶしに考えるなら良いとは思いますが、正直就活の役には立ちません。

あなたに言いたいのは、

自己分析と会社研究の割合は9:1にした方が良い

です。

基本的に会社の採用担当が考えているのは、

「この学生はウチの会社の役に立つか?」

だけです。

あなた性格や強みには、ほとんど興味がありません。

ですから、

自分のやりたいこと、自分の強みをいくら考えたところで、鬱になるだけ

です。就活の成果には結びつきません。

2. エントリー数をむやみに増やすな

私が就活をしていた時は、就活の努力の9割を「会社研究」に注いでいました。

会社研究に含まれるのは、

  • 学生になじみのない優良企業を探す
  • 人事向けに書かれた本を読んで、採用担当者の質問、狙いをリサーチする
  • 受ける企業の仕事内容と業界を勉強する
  • 社員の口コミサイトを読んで、その会社の仕事ではどんな苦労があるのかをリサーチする

などが含まれます。

そして、業界は、化学メーカー、自動車用部品メーカーの2つだけに絞っていました。

理由は、

「業界研究した内容を、他の会社の面接でも話せるから」

です。

例えば、自動車用部品メーカーの場合は、大手自動車メーカーの海外進出に伴って、部品メーカーも一緒になって進出するケースが多いです。

こうい事実を知っておけば、面接の時に、

「御社の業界は海外進出に取り組まれていると思います。

私が入社しましたら、もちろんすぐに使い物になるとは思っていませんが、経験を積んだらぜひチャレンジさせて頂きたいと思っております。」

などと言えるわけです。

これは別に他の自動車部品メーカーでも言える内容ですよね?

しかし、受ける業界の数を増やしすぎると、志望理由の使い回しができません。

どうしても業界の勉強が

「浅く広く」

になってしまいます。

結果、面接官には、

「この子、あんまりウチの業界勉強してないな」

「志望度高くなさそうだから、断るか」

と思われ、内定が出なくなります。

「内定が欲しくてエントリー数を増やしたのに、余計に内定が取りづらくなる」

という状態になり、完全なる本末転倒です。

ですから、エントリー数をむやみに増やすのはオススメしません。受ける業界をむやみに増やすのはオススメしません。

業界は3つ以内に絞って、エントリー数は100社程度に抑えるのがベスト

です。

3. 就活生向けセミナーは意味なし

これも、意味がなかったです。

私が出た就活のセミナーは学○ナビと朝○新聞が共同で主催していたセミナーで、内容は

「正社員になるのは、こんなに大変なんですよ!」

「就活はこんなに厳しいんですよ!」

と学生を煽るだけ煽って、

「だから、学○ナビに登録しましょう!」

「だから、朝○新聞を購読しましょう!」

というゴミみたいな内容でした。

「ただの売り込みじゃねえかww」

と思い、開始30分で退席しました。

就活生向けのセミナーは、よくよく見てみると、会社の営業であるケースがほとんどです。純粋な第三者ではないんですね。

だから、就活生向けのセミナーは全く行きませんでした。

結果、全然困りませんでしたよ。笑

       

でくのぼう


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