大事なのは、上司のメンツを守ること
「私は、バイト先の上司から嫌われてるかもしれない…」
「バイト先はDQNや気難しい人が多い…」
と悩んでいるあなた。
今回はあなたに「職場の上司に好かれる方法」をシェアします。バイト先に限らず、あなたが将来会社で正社員として働く際にも、絶大な効果を発揮します。
まず、職場の上司に好かれる人ってどんな人だと思いますか?
- 元気な人?
- 挨拶ができる人?
- コミュ力が高い人?
- イケメンや美人?
- 仕事ができる人?
・・・どれも違いますね。違うというか、一番重要なポイントではありません。
私は、今までに数々のDQNバイト、大企業での人間関係のしがらみを経験してきました。DQNの取り扱いにはかなり自信があります。笑 そして、ある一つの絶対的なルールを導き出しました。
それは「上司の顔を立てること」です。
「は?」と思いますよね?苦笑
・・・まあ、落ち着いて聞いてください。読んで損はさせません。
「なんであの子はバイト先の社員から好かれてるんだろう…?」
「私だって、あの子と同じぐらい仕事は頑張ってるのに…」
「ってか、あの子は仕事はサボってばかりなのに…」
と思ったことありませんか?
まず重要なことは「仕事ができるからと言って、職場の上司に好かれるわけではない」ということです。
もちろん、仕事が全然できないのはダメですよ?でも、おそらくあなたは仕事は一人前にこなせているんじゃないですか?むしろ周りの人より仕事が早いんじゃないですか?
バイト先の職場の人間に好かれてる人は他の人と何が違うかというと、上司のメンツを守るのがうまいんです。つまり「上司の顔を立てるのがうまい」ってことです。
あなたは今、
「ああ…上司に媚びるのがうまいってことでしょ?」
って思ってますよね?ですが、それはちょっと違います。媚びると顔を立てるっていうのは、似ていますが全然違います。
どう違うかというと、媚びるっていうのは、
「〇〇さんって仕事できますよね〜(ニヤニヤ)」
「〇〇さんがいると、仕事がすぐ終わりますね〜(ニヤニヤ)」
とか、そういうのです。これは、全然好かれません。バイト先の上司だって、バカじゃありません。
「うわ、こいつ媚び売ってきてるわ…」
と内心引いています。百歩譲って、媚びて上司に好かれたとしても、今度は同僚にすさまじく嫌われます。
「何あいつ、好かれようとして媚び売りすぎだろ…」
「何あの子、性格わる…」
と、同僚からかなりの総すかんをくらいます。
一方、顔を立てるというのは、どういうことかというと、「あなたの指示を尊重しています」と伝えることです。
具体的に言えば、「報告・連絡・相談を徹底する」ということです。
「頼まれた仕事が終わりました。次は何をすればよろしいでしょうか?」
「先ほどシフトを提出しました。」
「今、お客様からこんなクレームが来ています。このように対応しようと思うのですが、よろしいでしょうか?」
っていうやつです。
「報告・連絡・相談とかめんどくせえよw」
「そんなんする意味ないだろ…昭和かよ…」
と思うあなたの気持ちは、めちゃくちゃわかります。苦笑 事実、私もずっと「対応が合ってれば、報告・連絡・相談とかいらないっしょ」と思っていました。
報連相の本当の目的は「上司の顔を立てること」
今まで、バイト先の研修で、
「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を徹底しましょう!」
って言われたことありませんか?
その目的は、
- 業務をスムーズに行うため
- トラブルを未然に防ぐため
って言われていたと思います。だから、あなたは、
「報告・連絡・相談とかめんどくせえよw」
「そんなんする意味ないだろ…昭和かよ…」
と思って、ホウレンソウなんて意識してこなかったと思います。笑
結論から言いますが、ホウレンソウはめっちゃ重要です。なぜ重要かというと、「ホウレンソウは、上司の顔を立てることができるから」です。
ホウレンソウの最大の意義は、「業務をスムーズに…」みたいな意味不明なことではありません。「上司の顔を立てること」です。
職場の上司がいっっっっちばん嫌うことは、何だと思いますか?
- 部下がミスすること?
- 部下が遅刻すること?
- 部下の笑顔が少ないこと?
・・・違います。
自分を軽く扱われること
です。言い換えれば、
自分の知らないところで、勝手に仕事が進んでいること
です。その仕事がたとえスムーズに進んでいても、関係ありません。苦笑
「俺、聞いてねえぞ!」
と、激怒して全ての仕事をストップして来ます。笑 大学生のあなたには少し馴染みがないかもしれませんが、社会人経験のある方なら
「わかるぅ〜〜ww」
と大爆笑されます。儒教の影響だか何だか知りませんが、日本はメンツ社会です。中国人がビジネスの交渉で行き詰まると、
「俺の顔を立ててくれ」
と迫ってくるそうですが、日本もまったく同じです。部下を抱えている、全ての上司が願っていることは、
「もっと構って欲しい」
「俺を無視するな」
という思いなのです。そんな思いを抱えている上司に対しては、ホウレンソウが一番有効なのです。どうでもいいことでも報告するべきなんです。顔を立てるために。
もちろん、
「そんな細かいこと、報告しなくていいよ!」
と強い口調で言われることもあるかもしれません。ですが、上司は内心めっちゃ喜んでいるんです。
「顔を立ててくれた…」
と悪い気はしないんです。そしてあなたに対して、めちゃくちゃ好意を抱きます。
で、ホウレンソウの良いところは、同僚から反感を買わないところです。
「〇〇さんって仕事できますよね〜(ニヤニヤ)」
「〇〇さんがいると、仕事がすぐ終わりますね〜(ニヤニヤ)」
と、ヘラヘラ媚びるのは、同僚から反感を買いますが、
「頼まれた仕事が終わりました。次は何をすればよろしいでしょうか?」
「先ほどシフトを提出しました。」
「今、お客様からこんなクレームが来ています。このように対応しようと思うのですが、よろしいでしょうか?」
と、ホウレンソウするのは、まったく反感を買いません。
飲み会後のお礼メールは終わってすぐ。
「ホウレンソウの重要性はまあ分かったけど、具体的に何をすればいいんだよ…」
というあなたに、効果絶大のホウレンソウを教えます。笑 それは、
飲み会後にお礼メールをすぐ送ること
です。あなたのバイト先でも、歓送迎会などで飲み会をする機会がありますよね?この時がチャンスです。飲み会が終わった後に上司に、
「今日はお忙しい中、飲み会をセッティングしてくださり、ありがとうございました!またよろしくお願いします!」
と送るのです。社会人でもこれができる人は1割もいません。ましてや今、大学生のあなたがこれをしたら、もう次の日からあなたはおそらく上司からVIP待遇です。笑
正社員になると分かりますが、
「昨日俺がおごったのにお礼のメールもなければ、会社でお礼の挨拶も来ないぞ!!」
と怒るおじさんはたくさんいます。苦笑 直接言うおじさんもいますが、ほとんどは内心イライラして終わりというパターンです。
・・・まあ、めんどくさいのは分かります。苦笑
ですが、「飲み会後にお礼メールをすぐ送れるかどうか」が、職場の上司に好かれる人間と、嫌われる人間の違いです。
最後になりますが、職場の上司に好かれるのは、「仕事ができるか、できないか」ではありません。
「ホウレンソウで上司の顔を立てられるか、立てられないか」です。もっと具体的に言えば、「飲み会後にお礼メールをすぐ送れるか、送れないか」です。
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