なんのために働くのかがわからない…
「みんな就活してるけど、そもそも働く意味が分からない…」というあなたに、「大学生と正社員では何が違うのか?」についてお話しします。
私が考える、大学生と正社員の違いは次の3つです。
- 圧倒的な自由
- なんだかんだ働くのは楽しい
- 一人前として認められる
1圧倒的な自由
ホリエモンが著書の中で、
新聞配達からはじまり、塾講師、パソコン、そしてインターネットと起業。僕は少しずつ自らの自由を拡張し、「できること」を増やしていった。その過程でほんとうの仲間も手に入れていった。働くことは、自由へのパスポートなのだ。
堀江貴文(2013)『ゼローなにもない自分に小さなイチを足していく』pp101−102 ダイヤモンド社.
と語っていますが、私も同感です。
学生時代は
- 海外旅行に行くにしても、
- デートに行くにしても、
- 住む家を決めるにしても、
「親の同意」が必要不可欠ですが、社会に出れば、もう親の同意は必要ありません。好きな時に、チケットを取って海外に行けるし、好きな時にデートに行けるし、好きな家に住めます。
私の知り合いは、小さい頃から虐待を繰り返す親で、「社会に出た時ほど嬉しいことはなかった。もう二度と家には帰らなくていいと思うと、幸せ。」と語っています。
子供は親を選べませんが、一度社会に出てしまえば、もう親の言いなりになる必要はありません。私の親は虐待をするような親ではありませんでしたが、社会に出た時に感じた「解放感」みたいなものは、めっちゃ嬉しかったですね。笑
2なんだかんだ働くのは楽しい
あなたもアルバイト経験があるでしょうから、バイトで嫌なことはたくさんあると思います。正社員になってからも、正直嫌なことはたくさんあります。
・・・ですが、働くのはなんだかんだ言って、楽しいです。
税理士法人タカイ会計代表社員税理士・高井興氏が、
「人間にとって『暇』ほど耐えられない状況はない。そして、大人になっても働かずにいれば、毎日暇で暇で仕方がない。少し乱暴な言い方かもしれないが、人は暇を持て余さないために『やりがい』や『生きがい』を求めて働くのだ」
と語るように、正直、ヒマは辛いです。苦笑 あなたも、バイトで何もやることがなくてヒマな時に、
「一日ヒマで何もしてないのに、疲れた…」
と感じたことはありませんか?
おそらく、一生暮らせるだけのお金があったとしても、あなたがもしずっとヒマになったとしたら、精神が病むと思います。苦笑 私もおそらく病みます。笑
- お客さんに褒められたり、
- 同じグループの社員と仕事のことを話し合ったり、
- ムカつく社員と言い争いになったり、
- たまに上司の愚痴を言い合ったり、
というようなことは、やっぱり生きてる感じがするし、なんだかんだ楽しいです。もちろん、嫌なこともありますけどね。苦笑
私は以前は営業職だったので、一番嬉しかったのは、仕事を始めて一人で取ってきたことでした。誰も目をつけていなかったお客さんのところに行って、自分の会社を売り込んで、自分の名前を売り込んで、担当者と仲良くなって、
「〇〇さんから買いたい」
と言われた時は、なんかもう鳥肌がブワーーって立つような嬉しさがありました。この喜びって、仕事以外では味わうことはできませんよね?
学生団体や、ビジコンでいくら審査員に褒められても、リアルの仕事で成果を出した時ほどの嬉しさはおそらく得られないと思います。
バーチャルではなく、リアルの世界で“自分が少し認められた、レベルアップした”という経験は、働くことの楽しさの一つではないでしょうか?
3一人前として認められる
「これだから学生は…」
「親の金のくせに…」
みたいなことを言われたことありませんか?私は大学時代の時にアルバイト先スーパーの社員に、「学生のくせに偉そうなこと言うな!」みたいなことを言われて、「お前だって、学生の時あっただろ…」とやるせない悔しさを覚えた経験があります。学生と言うだけで、ナメられてるっていうんですかね?笑
ですが、社会に出れば、そんなことはありません。あなたは「一人の社会人」として認められるようになります。「きちんと働いて、きちんと税金を払っている」ということは、あなたが思っている以上に、すばらしいことです。
“学生”というレッテルでナメられることがなくなるのは、私の中ではかなり嬉しかったことですね。“一人前として話を聞いてもらえる”というのは、働くことの大きなメリットではないでしょうか?
“大学時代が一番楽しい”
みたいなことを言う人がよくいますが、私は違うと思います。
大学時代はなんだかんだ言って、親の管理下に置かれているものです。ですが、働くようになれば、親の管理下からは外れます。
嫌な親なら、もう二度と会わなくてもいいでしょう。それができるのも、一人できちんと働くからです。
ホリエモンが
責任が発生しないうちは、ほんとうの意味での自由も得られないのだ。無邪気に見える子どもたちは、圧倒的に不自由なのだ。いつも親の都合に振り回され、なにをするにも大人の同意が必要で、自由に遊んでいるつもりでも、しょせんは親から「与えられた」自由だったりする。
堀江貴文(2013)『ゼローなにもない自分に小さなイチを足していく』pp101−102 ダイヤモンド社.
と語るように、働くことは、そんなに悪いことばかりじゃありませんよ。
でくのぼう
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