正社員になりたいけど、ブラック企業で妥協はしたくないあなたへ。

「もう4年生なのに、まだ内定がない…」
「でも、妥協してブラック企業に就職するのは嫌だ…」

というあなたに言いたいのは、

「ブラック企業でない会社で、あなたを採用したい企業はたくさんある」

ということです。

1学生になじみの薄いBtoB企業を狙え

まずあなたにお伝えしたいのが、“BtoC企業ばかり受けてないですか?”ってことです。あなたはCMをバンバン売ってるような大企業ばかりを受けていませんか?

「そんなことないから。いろんな業界受けてるし…」

と思っていると思いますが、本当にそうでしょうか?なんとなくのイメージで受ける会社を選んでいませんか?

私が就活をしていた時は、機械・化学業界のメーカーに絞って、

  • ベアリングメーカー
  • 化学メーカー
  • 自動車部品メーカー

と、学生にはまったく馴染みのない業界ばかり受けていました。学生に馴染みのうすい業界ばかり受けていたため、それほど苦労せずに就活を終えられたのだと思います。

学生のあなたはまったく知らないメーカーでも、業界内では超有名企業というのは、探せばたくさんあります。そして、そういうメーカーはBtoCメーカーに比べて、大体倍率も高くないため、就活の競争も厳しくありません。

2リクナビに載っている企業なんて、ほんの少し

私が前にいた化学業界というのも、業界が古いため、業界全体としてかなり福利厚生は良いです。理系学生ならともかく、文系学生には何のなじみもない業界ですので、就活はかなり倍率が低くて、就活も楽でした。

「リクナビで検索しても、飲食や小売ばかり…」
「大企業はもうエントリーが終わってる…」

とあなたは今、内定がなくて焦ってると思いますが、一旦落ち着いて考えましょう。あなたはリクナビやマイナビで会社を探していると思いますが、リクナビやマイナビに広告を出せる企業というのは、ごくわずかです。

リクナビやマイナビに掲載するのに、企業はいくら払っているか知っていますか?人づてに聞いた話ですが、新卒採用ページを載せるのには通常100万円〜200万円の費用がかかるそうです。

そのほか、オプションなどをつければ、企業はもっとお金を払っているかもしれません。リブセンスの村上太一氏は

「うどん屋のアルバイトを1人募集するのに、10万円の広告費をかけていることに驚いた…」

と著書で述べていましたが、バイト1人雇うための広告ですら、10万円かかるわけです。正社員なんて言ったら、企業は間違いなく数百万円はリクルートに払っているでしょう。

数百万円を払う余力のある会社が一体どれだけあるでしょうか?そう考えると、リクナビに載っている会社なんて、ごまんとある企業の氷山の一角であることは、想像できますよね?

あなたの大学のキャリアセンターに行って、求人票は見てみましたか?
就職四季報に載っている会社のHPの採用ページは見てみましたか?

私はキャリアセンターにいる人間なんて、一切信用していなかったので、面談練習は一度も行ったことはありませんでしたが、キャリアセンターの求人票はよく見に行ってました。

キャリアセンターに求人票を出している会社というのは、ブラック企業である確率は非常に低いです。なぜなら、OBが“あの会社は労働環境がめちゃくちゃ悪い”とキャリアセンターに報告すれば、キャリアセンターは来年度以降の求人票掲載を拒否するからです。

・・・本当に、すごい数来てますよ?

3就留したって大丈夫。ブラック企業に入ったって大丈夫。

今あなたは、

「このまま内定が出ないまま、卒業してしまったらどうしよう…」
「入った会社がブラックだったらどうしよう…」

と悩んでいると思いますが、何の心配もする必要はありません。

私の知り合いは、以前保育関係のブラック企業で勤めていました。そこでは、朝の8時〜夜21時まで働かされ、残業代はゼロという正真正銘のブラック企業でした。苦笑 (まあ、そもそも保育業界がブラックっていうのはあるけど…)

でも、彼女はその後転職エージェントを利用して、IT業界の事務職に転職しました。そこは、9時〜18時までの就業時間をきっちり守る会社で、彼女は“非常に満足している”と言っていました。

転職エージェントとの面談では、前職の保育関係のブラック企業での働きぶりが認められ、企業からのオファーが殺到したとのことでした。彼女は、

「本当、転職してよかった笑」

と言っていました。何が言いたいかというと、あなたが新卒で入った会社がたとえブラック企業であったとしても、“2〜3年働いて転職すれば良い”ってことです。

就活は、会社に魂を売る場所ではありません。
就職は、会社に魂を売ることではありません。

マスメディアは、しきりに

「正社員になれない若者たち…」

みたいなことを煽って、あなたを不安にさせると思いますが、そんなの全く気にする必要はありません。基本的にマスメディアは大衆に恐怖を植え付けるのが仕事です。

“テレビはなぜ無料であるか?”を意味を考えましょう。テレビが無料である理由は、広告を出すスポンサーがいるからです。

そして、スポンサーは平気でテレビ番組の内容に口出しをしてくるのは、あなたもご存知ですよね?

“恐怖を植え付け、解決策(スポンサーの商品)を売る”というのが、マスメディアのビジネスモデルです。あんなの見ていたら、マジで頭が悪くなりますよw

マスメディアでは、正社員=安定、派遣社員=不安、というのを前面に押し出していますが、はたして

企業の平均寿命が35.6歳となっている現在、“一つの会社に入って定年まで勤め上げる”というモデルはとっくに壊れています。私が前に働いていた化学メーカーの米国支社の人と話してみても、

「アメリカはジョブホッピングが当たり前なのに、日本はまだ終身雇用を求めるんだね…」

と驚いていました。

もちろん、日本とアメリカでは雇用の流動生や商習慣などの違いがありますが、“一つの会社に入って定年まで勤め上げる”というのは、ただの幻想でしょう。

そしてあなたも、“定年まで一つの会社で勤め上げる”という気はさらさらないでしょう?笑

それなら、なぜそんなに不安になるんですか?なぜ新卒で失敗したら一生フリーターという恐怖に怯えるんですか?私は今フリーターですが、全然、大丈夫ですよ。死なないんで。笑

まとめ

  • 学生になじみの薄いBtoB企業を狙え
  • あなたの大学のキャリアセンターに行って、求人票は見てみましたか?
  • 就職四季報に載っている会社のHPの採用ページは見てみましたか?
    →ブラック企業でない会社で、あなたを採用したい企業はたくさんあります。
       

でくのぼう


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