自分のアピールポイントがない…
「自分のアピールポイントがない…」
「勉強も、サークルも、何も実績がない…」
という悩んでいませんか?そんなあなたに言いたいことは、
「大学時代の実績なんて、ゼロでも全く問題ない」
ということです。
私は上場企業10社以上から、内定を取ることができましたが、大学時代に特別アピールするポイントがあったわけではありませんでした。苦笑
なぜ私はアピールポイントがないのに、上場企業10社以上から、内定を取ることができたのか?
それは、
「人事のおっさんの視点を徹底的に研究したから」
です。
就活本ではしきりに
「自己分析!」
「自分の強みを研究しよう!」
と言われていますが、自己分析なんてすればするほど、精神が崩壊するだけです。苦笑 そもそも「自分の強み」なんて一生時間をかけることができる哲学のテーマです。笑
それよりも、
- 人事のおっさんがどんな視点で学生を評価しているのか?
- 企業で働くおっさんは普段何を考えているのか?
を考えた方が、あなたが内定を取る確率はグーンと上がります。というか、私はこれをやった結果、就活はかなり楽勝でした。
人事部向けに書かれた本を読め。
では、何をすればいいのか?
答えは、
「人事部のおっさん向けに書かれた面接本を読むこと」
です。
今、あなたは大学生向けに書かれた面接対策本や就活本を買いあさっていると思います。しかし、私がオススメしたいのは、「人事部向けに書かれた本を読むこと」です。
ある企業の面接で、
「搬入のバイトをしていた時に、職人の下で働いていたんですが、いつも怒られるわ、怒鳴られるわで大変でした…。でも、地道に仕事をしていると、職人の人がだんだん心を開いてくれて、最終的には缶コーヒーをおごってくれるまでになりました。笑」
みたいなことを、世間話でしたんですね。
そしたら、面接官のおっさんは、
「はっはっはっ。笑 そうだよな!職人の人ってめちゃくちゃ怖いよな!笑」
と爆笑に次ぐ爆笑でした。私は、その会社の面接官のおっさんに、異常なまでに好かれました。笑
そして、面接が終わって、帰り道をトボトボ歩いていると、スマホがブーーっと鳴りました。その会社からの電話です。急いで出ると、
「先ほどは面接にお越し頂き、ありがとうございました。先ほどの面接は最終面接ではないのですが、たまたま役員が同席しており、役員が〇〇様のことを大変気に入ったと申しております。もしよろしければ、本日内定をお出ししたいと思うのですが…」
と言われました。つまり、速攻で内定したのです。
・・・分かります?
私は特に何のアピールもしてないですよね?ただ、
「職人のおっさんに怒鳴られて大変だった」
というバイトの話をしただけです。ですが、その場で内定をもらったんです。(知名度は引きですが、BtoBの上場企業でした)
結局内定は断りましたが、後になって考えてみたんです。
「何で私にすぐ内定を出したんだろう…?」
って。で、気づいたんです。
おっさんは
「上司に怒られた話が大好き」
ということに。笑
会社に入ってみてよく分かりましたが、面接をしてるおっさんも、上司の役員のおっさんに怒られてるわけです。怒鳴られてるわけです。大変なんです。笑 そんな中、学生の
「サークルを優勝に導きました!」
「ビジコンで1位を取りました!」
みたいな自慢話を朝から晩までされたら、疲れますよね?苦笑 そんな疲れた中、
「職人のおっさんに怒鳴られて大変でした」
という学生が現れたら、「こいつ面白いw」となると思いませんか?あなたを面接するおっさんはプロの面接官ではありません。普通のおっさんです。ですから、実績がなくても、「こいつ面白い!」と思ってもらえれば、内定を出したくなります。
“実績のすごい順”に内定を出すわけではありません。おっさんが「好き!」と思った学生に内定を出すのです。
大学生の自慢なんて、おっさんは興味ない
なんか就活向けの本って
「定量的な数字を絶対に出すように」
みたいなのがよく言われていますが、私が会社で働いていた時に、上司のおっさんと面接で話していても、
「定量的だから彼は良い」
みたいな話は聞いたことがありません。むしろ、
「朝から晩まで面接で疲れたw」
というような話ばかりです。笑
就活は営業です。あなたは、自慢ばかりする営業マンがいたらどう思うでしょうか?
「自慢ばかりでうざい…」
「早く話を終わらせたい…」
と思いませんか?でも、就活マニュアルなどで言われてることは、自慢話を盛れとかそんな話ばかりです。これっておかしいと思いませんか?
私は営業職をしており、営業のうまい上司のトークをずっと勉強していましたが、営業のうまいおっさんは、いきなり商品の話はしてませんでした。
最初はとにかく情けない話で笑いを取っていました。
あなたを面接するおっさんは、面接のプロではありません。人事部の採用担当は面接をたくさんこなしていますが、プロではありません。
・・・普通のおっさんです。笑
そんな普通のおっさんに自慢話ばかりして、おっさんはあなたに興味を持つでしょうか?私は就活をしていた時にこれに気づいたため、
- バイトでクレーマーの対応が大変だった話
- 職人に怒鳴られまくった話
など、とにかく笑えるような苦労話をたくさん盛り込んでいきました。その結果、まあおっさんは楽しそうに聞いていました。笑
だから、あなたに言いたいのは、
「大学時代の実績なんて、ゼロでも全く問題ない」
っていうことです。あなたが学生時代に大変だった話や苦労話を、自慢なしで話すだけで、あなたを見る目は変わります。
でくのぼう
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